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【英語検定試験】使えるのはやはり英検?「2016年度推薦入試・AO入試での活用状況」調査

2016.04.13

36パーセントの大学が推薦・AOで活用

「旺文社教育情報センター」は、「2016年度推薦入試・AO入試で外部英語試験の活用状況」調査結果を、2016年4月4日に発表しました。

英語検定試験

推薦入試・AO入試で外部英語検定試験を利用している大学は、国公私立あわせて全746大学のうち271大学(国立23校、公立19校、私立229校)、36パーセントという結果に。

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各試験の採用率は、下記のような結果となっています。

  1. 英検…97.6パーセント
  2. TOEIC…82.6パーセント
  3. TOEFL iBT…75.1パーセント
  4. GTEC for Students…43.6パーセント
  5. TOEFL PBT…43.6パーセント
  6. IELTS…35.1パーセント
  7. GTEC…31.1パーセント
  8. TEAP…15.2パーセント
  9. TOEFL CBT…14.5パーセント
  10. ケンブリッジ英検…11.4パーセント
  11. その他(国連英検、全国商業高等学校協会英語検定試験など)…48.6パーセント

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AOの7割が「出願資格」として活用

外部英語試験を「AO入試」で活用しているのは130大学。利用方法は、「出願資格」が70.4パーセント、「試験免除」6.8パーセント、「評価加点」5.9パーセント、「判定優遇・合否参考」16.8パーセント。

「公募推薦」では211大学が活用しており、「試験免除」が63.6パーセント、「出願資格」56.2パーセント、「評価加点」24.1パーセント、「判定優遇・合否参考」が16.2パーセント。

AOでは評定平均値を課さない大学が多いため、「出願資格」として学力を担保することが多く、公募推薦ではおもに私立大で「評価加点」を行うケースが多いことから、より確実に英語力のある学生を確保したいという大学の意図を分析しています。

なお、国公立大では、推薦・AOともに「出願資格」としての利用が多数派で、ついで「判定優遇・合否参考」、少数派で「評価加点」「試験免除」となるそうです。

8割の入試で英検2~準2級レベルを設定

求められるレベルは、語学のコミュニケーションレベルを示す標準規格「CEFR」(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対照して換算してみると、大学全体では8割を超える入試で「A2」(英検で準2級レベル)~「B1」(英検2級レベル)に設定しています。

いっぽうで、国公立大では「B2」(英検準1級レベル)まで求める入試も16パーセント以上あり、大学全体でB2以上の英語力を求めているのは8.8パーセント。

旺文社教育情報センターの資料より。

旺文社教育情報センターの資料より。

試験別では、「英検」は幅広い学力層で活用されており、対して「TOEFL」は上級レベル、「TOEIC」と「GTEC for Students」は比較的初級レベルに活用される傾向にあります。

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旺文社教育情報センターの資料より。

旺文社教育情報センターの資料より。

さらに、外部英語試験を活用している入試を学科単位まで調査してみると、突出して多いのが経済・経営・商学系統(470学科)。これらの専門科目と併せて身につけるべき能力として、英語が求められる傾向が強いそうです。つづいて、外国語学(260学科)、工学系統(253学科)、国際関係学(250学科)。

今後は、文系・理系、専攻を問わず、優れた学生を社会に輩出するべく大学は入学段階から優れた英語力を持つ学生を獲得していくと予想されることから、英語力はさらに不可欠な能力として求められていくことになる、とまとめています。

旺文社教育情報センター

【2016年度入試英語外部試験利用状況調査】

  • 調査元:旺文社教育情報センター
  • 発表:2016年4月4日
  • 調査対象:国公私立あわせて全746大学

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