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【スーパーグローバルハイスクール】4校が最高、1校は最低…15年度指定56校を中間評価

2017.09.30


継続してがんばってほしい19校

【2】これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される(19校)

  • 秋田県立秋田南高等学校
  • 福島県立ふたば未来学園高等学校
  • 千葉県立成田国際高等学校
  • 東京学芸大学附属国際中等教育学校
  • 富士見丘中学高等学校
  • 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
  • 大阪府立豊中高等学校
  • 関西学院千里国際高等部
  • 兵庫県立兵庫高等学校
  • 兵庫県立国際高等学校
  • 島根県立隠岐島前高等学校
  • 岡山学芸館高等学校
  • 広島大学附属福山中・高等学校
  • 広島県立広島中学校・広島高等学校
  • 愛媛県立宇和島南中等教育学校
  • 高知県立高知西高等学校
  • 長崎県立長崎東高等学校
  • 宮崎県立宮崎大宮高等学校
  • 鹿児島県立甲南高等学校

秋田県立秋田南高等学校

  • フィールドワークにおいて、事前・事後の取り組みを有機的につなげ、効果をあげている点が高く評価できる
  • 秋田県の特徴である農業を中心テーマとし、それを郷土・世界、両方の視点から研究するという明確な研究方針も高く評価できる
  • SGHの精神に合致した地方公立高校のモデル的な取り組みだが、年度進行とともにマニュアル化が進み形骸化しないよう、今後も常に省察的に実践を重ね進化できる学校文化の形成に期待した

福島県立ふたば未来学園高等学校

  • 管理機関のみならず地域や日本全体の支援を受けながら、学校全体として復興という地域創生を行うとともにグローバル人材育成の教育プログラム開発と環境整備を進めた取り組みは高く評価できる
  • 国内外の機関や組織、高大連携など計画以上の取り組みが見られる点も高く評価できる
  • 今後は本取り組みをさらに広く発信していくことを期待する

千葉県立成田国際高等学校

  • 地域や専門性を生かした大学・企業人を受け入れて研究開発を全体化し、生徒に変容を促している点が高く評価できる
  • 課題研究に必要なテーマの教材作成に加え、ロールプレイ教材、情報収集法(質的研究手法)、海外フィールド調査手法など多くの教材の作成に取り組んでいる点も高く評価できる
  • 英語教育について高い成果をあげているが、英語教育と課題研究の関連や、英語以外の科目との連携等、総合的・統合的な視点を持って取り組みをすすめることが期待される

東京学芸大学附属国際中等教育学校

  • 育成すべき能力等を明確にし、それに関わるさまざまな評価材料を根拠として丁寧に自己評価が行われており、すぐれた取り組みが計画通り進捗している点が高く評価できる
  • 多くの教員が課題研究の指導にあたっている点など学校全体の教員を巻き込んだ取り組みとして展開されており、高いレベルの研究成果や生徒の変容も顕著に見られる点が高く評価できる
  • 海外フィールドワークの事前研修の参加者が少ない点は今後改善が望まれる

富士見丘中学高等学校

  • 全生徒へプログラムの成果普及が図られている点や模擬国連部の創設は英語を活用して国際的グローバル課題を議論させる装置として効果的だと高く評価できる
  • 英語教員とネイティブ教員が一体となり、教科横断型授業へ取り組むなど工夫・意欲がみえ、将来につながる動きと見える。また、SGHカリキュラム担当者の編成について、すべての教員がローテーションで担当できるように配慮するなど、学校全体としても意識改革を求める工夫がなされている点が評価できる
  • 生徒のモチベーションをどのように高めるか、生徒の研究内容をどのように深めるのか、あるいは生徒同士による英語活動等についてはさらなる工夫が望まれる

大阪教育大学附属高等学校平野校舎

  • 実態に応じて当初計画を改善しながら順調に実践を進めており、生徒の課題研究に対する意欲やキャリアデザインに対する意識の向上や、多くの教員が自身の教科指導をも変えつつある等、学校全体が変容している点が高く評価できる
  • 新しい評価方法や教員研修の全国ネットワークを構築するなど、SGH校として他校を牽引している点は高く評価できる
  • また、1・2年生の課題研究は通年行われており、国内外のフィールドワークや研修旅行と関連づける等の工夫も高く評価できる

大阪府立豊中高等学校

  • 生徒の主体性を尊重し能動的な学習展開がみられる。海外研修でのフィールドワークも探究の課題に基づいて行われている点は高く評価できる
  • 教員相互の授業見学が実施され、課題研究の指導法は各教科・科目へアクティブ・ラーニングの取り組みとして波及している点も高く評価できる
  • 「グローバルな社会問題を発見・解決できるコンピテンシーの習得」が目標となっているため、今後はその目標にどのくらい近づいているのかを示す分析が求められる

関西学院千里国際高等部

  • 大学の教育リソースや図書館利用の利便性を享受することや企業、国際機関との連携の充実がみられる。さらに、メンター制度を採り入れ、きめ細かい教育に取り組んでいる点は高く評価できる
  • 帰国生徒が多く在籍し、併設のインターナショナルスクールの国際バカロレア(ディプロマ・プログラム)の履修も可能な学校環境から、質の高いSGHの取組が期待される
  • 国際バカロレアプログラムのカリキュラムにもとづく教育方法に満足することなく、独自のプログラム開発の継続が期待される

兵庫県立兵庫高等学校

  • ルーブリックでの評価にレーダーチャートでの評価を加え、評価の見える化に挑戦していることが高く評価できる
  • 未来創造コースのプログラムはきわめて充実したものであり、SGH対象外の生徒にも同様の科目を設定し成果を波及させている点は高く評価できる
  • 今後は英語以外の各教科・科目とのカリキュラム上の関連をさらに図ることを期待したい

兵庫県立国際高等学校

  • ディベートや移民マップ作成など校内の活動に加え、地元企業雇用者と外国人労働者へのインタビューなど、生徒が課題に直に触れる機会を作り、深い理解を促している点など、課題の選択とプログラムの作りこみが高く評価できる
  • 移民という現代的なトピックについての意欲的な取り組みであり、ルーブリックの開発によって客観的な捉えをしようとする点も高く評価できる
  • 「英語を用いて何かをする」事案は詳細な計画やリフレクションがあるが、課題設定とその取り組み内容の深まりについては、通り一遍の感があるためこの点は改善が望まれる。

島根県立隠岐島前高等学校

  • 離島という地理的な制約にもかかわらず、シンガポールでの海外研修、マレーシア、ロシア、ブータンからの留学生の受け入れなど積極的な国際交流を実践している点が高く評価できる
  • 海外研修や授業研究について充実した教員研修を実施している点も高く評価できる
  • 探究のプロセスにのっとったカリキュラムデザイン構築、教員の意思疎通ができていることは評価できるため、今後は総合的な学習の時間で育んだ資質・能力を他教科で発揮することを期待したい

岡山学芸館高等学校

  • SGH運営委員会が全教科体制に拡大し、日常的に開催され教科横断的な面も促進されている。さらに全教員体制も進みつつあることや100分授業への必然性と実行力は高く評価できる
  • 地域や大学との連携を密に図るなど学校の特徴を生かした取り組みや、世界とのつながりを意識した単元展開は高く評価できる
  • 教員が高大連携で大学講師から学んだことを積極的に教科指導等でも活用し全体的な授業改革を推進している点は評価できるが、全体の底上げを果たした後は、必要以上に「画一性」を求め形骸化やマニュアル化が進まぬよう考慮されたい

広島大学附属福山中・高等学校

  • 課題研究の成果を測定するグローバルコンピテンシーを設定した評価指標を作成し、それらに基づき、実践と成果を適切に分析して取り組んでいる点が高く評価できる
  • 課題研究において、高大連携の成果を発揮させるとともに、開発した新教科との関連を図っている点や、各教科と総合的な学習の時間との関連が図られている点も高く評価できる
  • 今後は、理論的、方法論的、学問的に緻密・合理的であるだけでなく、生徒と教員が一緒に具体的な課題を考え、議論し、新しい発見につながるような授業の充実が期待される

広島県立広島中学校・広島高等学校

  • 研究計画を概ね計画通りに進め、成果を測定する根拠となるデータや事実を収集し、育成したい資質・能力について評価規準を作成して取り組んでいる点が高く評価できる
  • 各教科指導においてSGHに関わるコンピテンシーやアクティブ・ラーニングに取り組み、校内授業研究を充実させ、パフォーマンス課題による主体的な学びに向けた授業やパフォーマンス評価についての発信を行っており、成果を他校にも広めている点は高く評価できる
  • 教員や保護者のアンケート等を通じ、SGH取組評価が細かく分析されているが、総合的な学習の時間の評価が下がったことや、広島市フィールドワークの日数や対象が限定的である点については今後検討が必要である

愛媛県立宇和島南中等教育学校

  • 仮説に基づく成果の検証について、独自のルーブリックの開発・活用、生徒による自己評価、保護者による評価など多様な取り組みがなされており、SGH校のモデルとなり得るものと高く評価できる
  • 計画は着々と進捗しており、今後は宇和島の文化について知識理解を深める方策について一層の工夫が望まれる
  • 海外校との交流事業はフィールドワークの時期だけ行うのではなく、インターネット電話などの情報通信技術の利用も検討する等、普段の授業の中にも取り入れる工夫が必要である

高知県立高知西高等学校

  • グローバル・リーダー像やその資質・能力を明確にしており、生徒の変容を把握する際にも、それに関わる因子を確認し評価を行っている。この方法は英語力の評価にも使われ、全体として非常に説得力のある取り組みとして高く評価できる
  • 運営指導委員会の指摘を受けて、業務の進捗管理や事業の振り返りが常に適切な形で行われている。今後はこのような「振り返りの理念や方法等」について他のSGH指定校へ広げていくことが期待される
  • 学校事業の成果評価としては素晴らしい方法だが、生徒一人ひとりの成長、課題をしっかり捉えて、さらなる成長を支援することも大きな使命であることを意識する必要がある

長崎県立長崎東高等学校

  • 長崎に視点をおいて課題を探究するナガサキタイムの設定など計画通り進捗しており、各取り組みいずれも質の高い活動が行われていることは高く評価できる
  • 長崎大学、長崎県立大学との連携も進み、実質的なプログラム構築が進んでいる。今後、連携先拡大や中学との連携によるSGHジュニア等の取り組みで、非対象生への成果普及にも期待したい
  • 個々の活動間のつながりがやや弱いこと、テーマの一貫性が十分ではないように思われること、外部講師への依存度が大きい点については改善が望まれる

宮崎県立宮崎大宮高等学校

  • SGH事業の推進体制が整備され、全教員が課題研究の指導・運営に参加している点は高く評価できる
  • 県の産官学連携によるグローバル・リーダー育成のバックアップを得ており、地域のフィールドワークでも外国人と共に調査を行い、日本や伝統文化への理解を深めている点も高く評価できる
  • なお、全校生徒の2割が受講するプログラムであり、今後は研究開発成果をより広く一般化する工夫が期待される

鹿児島県立甲南高等学校

  • 「社会課題研修ノート」を開発し、課題研究の質を向上させていること、高校生国際シンポジウムを生徒の運営で実施していることなどにより、成果を上げていることは高く評価できる
  • マスコミを初め関係部署に広報の機会を設けるなどして事業の周知を図っている点が高く評価できる
  • 外部講師による講義や教材開発が多く、自校教員による指導の姿が見えにくいこと、各活動間のつながりがやや希薄であることに関しては、今後改善が望まれる

おおむね評価できる17校>>

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