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【準☆イチ05】東北支援「TOMODACHIイニシアチブ」で世界を体感、高1で準1取得(S.N.さん)

2017.02.06


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東北エリアに大きな被害をもたらした、2011年の東日本大震災。さまざまな支援活動が行われるなか、グローバルな教育から未来のリーダー育成を試みるプログラム「TOMODACHIイニシアチブ」は、東北の中高生が新たな視点を獲得するための大きなチャンスを提供しています。今回登場してくれた男子高校生、S.N.さんもTOMODACHIイニシアチブ参加をきっかけに、世界観が大きく変化したひとり。東北の子どもたちもたくましく成長しています!

S.N.さん(県立高校2年生、宮城県)

  • 語学資格:英検準1級(2016年1月、高1)、TOEFL iBT/79点(2016年9月、高2)
  • 取得目的:英語力を試したかったから。留学の奨学金プログラム出願に資格を記載したかったから
  • 英語をはじめた時期:小学1年生
  • モットー:英語をツールに学びの可能性を広げる
  • 希望の進路:海外大学、または国際開発工学が学べる日本の大学

使用した教材

準1級までの道のり

小学1年生
「くもん」の英語をスタート、小4でやめるまでに「J」(高校生相当の最初の教材)まで終了

小学6年生
中学受験の願書に記載するために英検3級を取得

中学1年生
学校の奨めもあり、準2級を取得

高校1年生
準1級を取得(2級は取得していない)

英語に目覚めたきっかけ

■英語を学びはじめたきっかけは?

英語を学びはじめたのは、小学1年生のとき「くもん」の英語学習から。

公文の英語は、A(幼児相当)〜O(高校生相当)まで教材があり、中学受験に本腰を入れるため小4でやめるまでに「J」(高校生相当の最初の教材)まで終えました。

中学受験の願書には英検3級から記載することができたので、6年生で3級を取得。

中学は、県立の中高一貫校へ。

中学では、毎年「GTEC for Students」を受けたりしていましたが、帰国生も学年に数名いる程度で、英語でコミュニケーションをとったり、英語でなにかを発信する機会はほとんどありませんでした。

ですが、中3の夏に「TOMODACHIイニシアチブ」という東日本大震災後の復興支援から生まれた教育・国際交流プログラムに参加したことで、英語に対する意識がガラリと変りました。

■TOMODACHIイニシアチブから得たもの

このプログラムは、日米の次世代リーダーの育成を目指すことを目的に「公益財団法人米日カウンシル」と米国大使館が主導し、東北の中高生を対象に募集・実施されています。

中3の夏休みに米国・ロサンゼルスでの2週間のスタディツアー・ホームステイ、高1の夏休みに「TOMODACHI米日ユース交流プログラム」で東北の被災地とワシントンD.C.で計6週間を過ごしました。

高1秋には、宮城県で開催された、日中韓の3ヵ国の高校生がディスカッションする「日中韓高校生リーダーシップサミット」に参加。

さらに、高2夏には科学技術振興機構が主催する「アジアサイエンスキャンプ」に応募、アジアからの高校生や大学生が集うインドでの1週間のプログラムに参加しました。

【関連記事】「アジアサイエンスキャンプ2016」参加者募集

これらのプログラムは参加費用を主催者が負担してくれ、さらに英語でオーガナイズ。コストの負担なく、さまざまな人たちと出会い、大きな刺激を受けることができました。

とくに高1夏の「TOMODACHI米日ユース交流プログラム」では、アメリカの高校生や英語が得意な帰国生の仲間たちとたくさんの過ごせたことは大きかったですね。自分の意見を発信していくなかで、英語力も大きく伸びたと実感しています。

2級→準1級を取得するまで

■なぜ準1級を取得したの?

準1級を取ろうと思ったのは中3になってから。もともと英語が得意だったので、2級は問題なく受かると思って飛ばし、いきなり準1を受けることにしました。

でも、過去問をちょこっとやっただけでの軽い気持ちでの受験はダメで、2回落ちちゃいました。

高1夏の留学後、英語力の伸びを実感しつつも、ズバ抜けた帰国生の仲間たちの英語力との差を痛感し、最低準1級はとらなければ…と焦りましたね。

満を持して高1の2月に3回目の受験をし、CEFRで「C1」レベル(英検1級レベルに相当)で合格しました。

■準1級の対策は?

正直、3回目はかなり余裕がありましたが、それでも単語帳や、旺文社の英検分野別ターゲットシリーズの3冊「英検準1級語彙・イディオム問題500」、「英検準1級リスニング問題150」、「英検準1級 長文読解問題120」は完全にやりました。

ただ、ライティングとスピーキングは楽勝だったものの、リスニングが辛くて。

専門的な単語がわからないとそこでつまってしまうので、対策としてPodcastで「CNN Student News」や「Hourly News Summary」、「60-Second Science」といった番組を聴いていました。

ライティングは、準1級ではそれほど難しい内容は求められないので、接続詞を組み込んで自然な文章にするように心がけた結果、ライティングは満点でした。

■その他の勉強法

留学プログラムで親しくなった帰国生の友達と英語でチャットしたり、スカイプで専門的な内容についてディスカッションすることで、単語力や文章力もつけられたと思います。

■単語攻略のコツは?

リーディング対策として「キクタン英検準1級」を必死で覚え、「英検準1級 長文読解問題120」の長文を読んでいました。また、「ナショナルジオグラフィック」や「ネイチャー」といった自然科学系サイトの記事を多読して、長文を読みながら単語も押さえるようにしました。

■学校での勉強は役立った?

学校での勉強で文法など基礎的な英語力がついていたので、ライティングでも文法ミスはなかったし、長文を読むときに時制でひっかかることもありませんでした。

また、学校の課題研究で英語の論文をたくさん読んだりしたことも、リーディング力の向上につながったと思います。

みんなへのアドバイス

英語をやっていると、「TOMODACHIイニシアティブ」や「アジアサイエンスキャンプ」のような、自分の可能性を大きく広げる国際的なプログラムに参加できる可能性も高まります。

そういったプログラムで、海外の高校生や大学生、英語が堪能な帰国生の仲間など、普段の生活では出会えない人たちと知り合い、刺激を受けることで、海外進学も現実的に考えるようになったりと、視野も大きく広げることができました。

受験英語では高得点をとることで満足しがちですが、英語でディスカッションしたりコミュニケーションする力を備えると、英語力そのものではなく、討論する内容や伝えるべきことなど「本質的な学び」にフォーカスすることができます。

国際的な教育プログラムは毎年実施されているものも多く、グローバルエデュのようなサイトなどでいろいろなプログラムを見つけることができます。ぜひ、英語を実際に使って学ぶ機会を逃さないようにしてください!

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