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【トライズ02】「VERSANT」スコアを6ヵ月で32→45点に!? 濃密「初回コンサルティング」

2016.04.29

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赤坂の学習センターでやる気もアップ↑

それでは、「トライズ」での学習について具体的に紹介していこう。

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トライズの学習センターは、東京・赤坂と大阪・堂島にあるが、今回お世話になるのは赤坂のセンター。

学習センターがあるのは、地下鉄南北線「六本木1丁目」駅から徒歩3分ほどにある「森アークビル」30階。

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30階の教室からは、すぐ近くに東京タワー、ちょっと遠くにレインボーブリッジを眺めることができ、テンションもおのずとアップするロケーションだ。

パーテションで区切られた空間にはそれぞれテーブルが置かれており、受講生はここで毎週1回グループレッスンを受けるために通うことになる。

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赤坂の定員は120〜130名程度だが、現在約60名が受講中。男性のほうが6:4の割合で多く、都心で働くビジネスパーソンや有名企業の取締役、医師、パイロットなどが通っているそうだ。

受講生の大半が40代だが、70代の大手企業のエグゼクティブも在籍しており、「仕事での英語も理解したいが、英語によって人生を豊かにしたい」という目的で通っている。

医師の場合、外国での論文を発表したり、いつかは外国で医師として働きたいので英語を学ぶ、というニーズがある。

女性では、子どもがインターナショナルスクールに通っているママも数名在籍。都心を中心に増加しているインターだが、やはり私と同じような悩み(英語での三者面談がユウウツ…)を抱えるママも増えているんだねぇ。

グループレッスンは火曜〜土曜日の午後に受講できるが、ビジネスパーソンが多いため、会社帰りに通える平日の夜と土曜のレッスンの枠はすでにかなり埋まっているそうだ。

「初回コンサルティング」を受けてみた

学習をスタートするまえにかならず受けることになるのが、「初回コンサルティング」。

このコンサルティングの目的は、「目標の明確化」と「現状の英語力の把握」、「目的に則した教材選び」だ。

1年後には英語を用いてどのようなことが可能となっているのか。専任パーソナルトレーナーと相談しながら、その目標を具体的かつ明確に決めていく。

そして、目標を誓約書に書き込み自分に誓う。「なんとしてでも私は英語が話せるようになるんだ」と。

たしかに、職場でTOEIC800点を○ヵ月後までに取得せよ…と求められない限り、なんだかんだで慌ただしい日々に「いつまでに」という期限は先送りになりがちだ。

だからこそ、ここではなんとしても目標を明確化しておく必要がある。

私の目標は、「3ヵ月後に子どものインターナショナルスクールの先生と英語面談をスムースにこなす」とした。

目標を達成できたら、「東京でいちばん高い寿司を食べる」というごほうびも約束に盛り込んだ。逆に、達成できないことへのペナルティを科す人もいるそうなので、あくまでも自分に甘い私である…

その後、30分間ほどネイティブ講師との顔合わせ(英語面談)、さらに前日までに受けておいた「VERSANT」のスコアも合わせて、現状での英語力を正確に把握していく。

「VERSANT」で英語力を測ると…

「VERSANT(ヴァーサント)」は、ロンドンに本部を置く世界最大規模の教育サービス会社「ピアソンPLC」が開発した英語力を測るためのテスト。

電話があれば24時間いつでも受験可能で、試験時間は約17分間と短く、結果も自動採点で数分後にはわかるため、国内外のグローバル企業などではTOEICに代わり採用しているところも増えているそうだ。

個人でも受検することができ、料金は1回につき5000円。

テストは、電話で自動音声での出題に答えるスタイル。英語で考えを述べたり、長文を要約したりと難しく、「あーっ、う〜ぅぅ」と言葉にならないうめき声で4分の1ほど解答してしまい、英語力のない現実に打ちのめされる。

配点は20〜80点。35点で片言しゃべれるレベル、30点台後半で日常生活で困らないレベル、45点で海外赴任レベル、50点で英語圏で仕事ができるレベルなのだそう。

以下、VERSANTが定めているスコアに関連する英語力の目安である。語学のコミュニケーションレベルを示す標準規格「CEFR」(ヨーロッパ言語教通産省枠)にも対照しているので参考にしてほしい。

  • 79〜80…(CEFR「C2」)微妙な意味合いを正確かつ自然に伝達できる
  • 69〜78…(CEFR「C1」)流暢で自由な表現を、適切な構文を使って明確に話すことができる
  • 58〜68…(CEFR「B2」)大きな負担を感じさせずに、情報や視点を明確に述べることができる
  • 47〜57…(CEFR「B1」)身近な事柄において伝えたいことの要点を包括的に述べることができる
  • 36〜46…(CEFR「A2」)基本的な情報(仕事や経歴、家族、余暇など)について述べることができる
  • 26〜35…(CEFR「A1」)個人的なことや、よく知られたテーマについて簡単に述べることができる
  • 20〜25…(CEFR「<A1」)A1で定義されるよりも下位レベルである

テスト直後は「ああ、これが本番でなくてよかった…」とひと息ついたものの、トレーナー氏から差し出されたスコアは32点!

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あー、う〜っとさんざんうめいただけあり、「Fluency」は最低点である(とりたててこれだけが低いワケではないが…)。

以下が、VERSANTの評価。

ゆっくりと短く孤立した発話や決まり文句などを理解したり使うことができるが、ネイティブペースの会話に参加することは困難である。単語を探すためポーズすることが頻繁で、理解するのが難しい

的確な評価に言葉もない。VERSANT公式サイトでさらに詳細なスコアレポートを確認してみると、他の英語テストを受験した際の予想スコアは、「TOEFL iBT」で35〜63点、「TOEIC」で490〜532点。

すると、トレーナー氏から「トライズで学習をスタートされるレベルとしては平均的なスコアですよ」と、励ましともとれるコメントが。

いろいろな統計をみてみると、日本のビジネスパーソンの平均的な英語力はTOEIC500点相当と見積もっているところもある。TOEICを受験している時点でかなり英語への意識が高いので、どの層で統計をとるかで結果はさまざまだろう。

しかし、私の英語力が標準的な日本人だと想定してみると課題は山盛りだ。でも、ここはトライズの明快で最速な英語習得法でなんとかお願いしたい!

なお、 トレーナーのみなさんは50〜60点を保持しており、ネイティブ講師であっても80点満点に到達するのは難しいという、じつにやっかいな(?)VERSANTであるが、今後はこのVERSANTを1ヵ月ごとに受け、英語力の伸びを計測していくことになる(私の場合は3ヵ月なのであと3回の受験)。

VERSANTは40点までは到達しやすいが、それ以降は1ヵ月に1点あげるのも大変になっていくらしい。

トライズでは1年後に50点を目指すケースが多いそうだが、 トレーナー氏からは「せっかくなので、3ヵ月後には45を目指しましょう!」と背中を押されてしまった(!)。

教材はこちらの3点

ちなみに、教材はこの3点に決定。

まずは、リスニング教材として映画「プラダを来た悪魔」(米国、2003年)。

ニューヨークにある出版社の有名ファッション誌の編集部を舞台とした映画なので、ビジネスで使える英語も満載。映画のおもしろさもあり、女性の受講生はこの教材を選ぶ人も多いそうだ。

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リーディングは、1)映画を聞きながら書籍のセリフを追いかける、2)映画を聞きながら書籍のセリフを同時に読み上げる(シンクロリーディング)、3)映画を聞きながら書籍をみずにセリフを追いかけて発音する(シャドーイング)という3段階で学習していく。

スピーキング教材には「速攻ビジネス英語ディスカッション編」(アルク刊、1800円)。

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2週間で10表現、10週かけて50の表現を丸暗記し、グループレッスンなどでアウトプットすることで実用レベルに持って行くそうだ。

ちなみに、上記2点はトライズの代表・三木雄信氏が著書で紹介したこともあり、常に品薄状態だったりするので、各自にあった教材を厳選して探していただきたい。(教材の活用法は後述する)。

そして、スカイプレッスン用に「MARKET LEADER Elementary Business English」(ピアソン刊、3231円)。

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ちなみに、グループレッスンは毎回講師が選んだニュース記事を教材としたディスカッションとなる。

教材が決まったら、週間学習計画を立てる。30分刻みの時間割でどこを学習にあてることができるか、自分の生活を振り返りながら予定を書き込んでいくが、週20時間確保するのは予想以上に困難なことをリアルに実感。

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一応学習時間を確保できそうな時間帯を書き入れてみた…が、実際にはまったく予定どおりにはいかないことを1週間経たずしてて理解した。トレーナー氏が「みなさん、通勤や昼休みなどで細切れに学習時間を確保していますよ」と説明してくれた意味がわかった。隙間時間の有効活用こそが成功への近道である(多分)。

果たして毎日3時間の学習を継続できるのか…

次回は、学習の実際についてレポートしていこう。

○取材協力:トライズ

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