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企業視点でグローバル人材を育成
「日本学生支援機構」は、高校生や大学生の海外留学支援に積極的に取り組むことを目的に、2014年2月27日(木)に官民協働による留学支援制度「グローバル人材育成コミュニティ」を創設しました。
政府は20年までに留学生を大学生6万人→12万人、高校生3万人→6万人まで倍増する方針を打ち出していますが、「グローバル人材育成コミュニティ」では留学から就職まで企業ニーズを踏まえたうえでグローバル人材育成に取り組んでいくのが特徴。
本制度創設に伴い、留学費用やコミュニティ運営などの資金とするため、現在法人や個人から寄付金を募集しています(〜14年7月31日)。
集められた寄付金は、以下のような用途で使用される予定。
- 官民協働海外留学支援制度(奨学金の給付等による経済的支援や事前・事後研修の実施等によるきめ細かい海外留学支援)
- 留学機運の醸成
- 留学に関する就職評価の向上
- 留学参加者のネットワークづくり など
14年度は大学生など留学生300名を海外派遣する予定で、奨学生募集を3〜4月に行い、8月下旬から3〜4ヵ月間海外大学などに派遣。
15年からは1年以上の留学も可能とする予定で、研究費や生活費のほか、一部学費や渡航費などのために、20年までに計200億円を集めるとのこと。
今回の寄付金は、個人では所得税や住民税、相続税、法人では法人税(全額損金算入可能)の税制上の優遇が認められるので、賛同する企業や個人は検討してみてはいかがでしょうか。
【「グローバル人材育成コミュニティ」寄付金募集】
- 問合せ先:独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
- 募集期間:2014年2月27日(木)~7月31日(木)