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【バベルの学校】パリ移民の子供たちが紡ぐ「共生への希望」を描いた作品にみる、無限の可能性

「違っている」からすばらしい

フランス移民の子供たちを追った映画「バベルの学校」(仏、2013年、89分)が、2015年1月31日(土)より公開されます。

舞台となるのは、さまざまな国からの移民の子供たちが学ぶ、パリ市内にある中学校の「適応クラス」。

フランスには毎年約3〜4万人の移民の子供たちが入ってきており、フランス語をしゃべれない彼らのために存在するのが適応クラス。フランス全土に840校あるうち140校がパリに集中しているのだそう。
フランスには毎年約3〜4万人の移民の子供たちが入ってきており、フランス語をしゃべれない彼らのために存在するのが適応クラス。フランス全土に840校あるうち140校がパリに集中しているのだそう。

本作は、アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国など20ヵ国からの11才から15才の子供たち24名が、フランスでの生活に適応するためにともに過ごした1年間の学校での様子を追った、ドキュメンタリー映画。

バベルの学校2

さまざまな背景や個性、悩みを抱えた彼らは、互いの違いに真正面から向き合い、ときには大声で口論し、涙を流すことも。

そんな子供たちを驚くほどの辛抱強さで見守り、ひとりひとりの夢を引き出し、導いていくブリジット・セルヴォニ先生。

ブリジット・セルヴォニ先生(左)、ジュリー・ベルトゥチェリ監督(右)。
ブリジット・セルヴォニ先生(左)、ジュリー・ベルトゥチェリ監督(右)。

果たして、宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて、友情を育むことはできるのか…?

なかなか文字では伝わらないと思うので、まずは予告編を観てみてください。

先日パリで新聞社が銃撃される悲劇がありましたが、この作品はフランス全土で公開され、「共生への希望」を描いた作品として大きな反響を呼んだそうです。

今後ますますグローバル化が加速し、多文化共生への課題も乗り越えていくことになる日本でも必見の作品といえそうですね。


子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。原点をじっくり教えてくれるこの作品 教育評論家・尾木直樹氏(尾木ママ)

多様性を語ることは、やさしい。多様性を生きることは、むずかしい。でも私たちはそのように世界を進めてきた。むずかしさを引き受けて生き、たのしさ・ゆたかさに転化していきたい。この子どもたちが私たちの先生である 社会活動家/法政大学教授・湯浅誠氏

トークショーもお見逃しなく♪

上映期間中には、いま注目の4名の教育者によるトークショーも予定されています(各日1名)。

  • 1月31日(土)@新宿武蔵野館(10時~11時50分ごろ)…Teach For Japan代表理事・松田悠介さん
  • 2月1日(日)@UP LINIK(12時50分~14時50分ごろ)…こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 代表理事・川辺洋平さん
  • 2月7日(土)@UP LINK(13時~15時ごろ)…国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員/東京インターナショナルスクール代表・坪谷ニュウエル郁子さん ※時間が前後する可能性あり
  • 2月8日(日)@新宿武蔵野館(10時~11時50分ごろ)…元文部科学省審議官/NPOカタリバ大学学長/映画評論家・寺脇研さん

なかなか魅力的な人選ですので、ここはぜひトークショーの日程にあわせて観に行きたいですね。

作品に関する最新情報は、「バベルの学校」公式ホームページにて確認を。


【バベルの学校】

  • 監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
  • 制作年・国:2013年、フランス
  • 配給元:ユナイテッドピープル
  • 公開日:2015年1月31日(土)
  • 上映館:新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか
  • 言語:フランス語音声(一部他言語)、日本語・英語両字幕

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