グローバル時代の教育を実践
「戸板中学校・戸板女子高等学校」(東京・世田谷区)は、2015年度より共学化し「三田国際学園中学校・高等学校」としてリニューアルします。

同校のルーツとなる「三田高等女学校」にちなみ、「国際」社会で活躍する人材を育てるという思いを込めて「三田国際学園」という校名に決定。
建学から112年間女子校として役割を果たしてきましたが、今後はグローバル社会の多様性、ジェンダーフリーの社会で活躍する人材の育成が時代の要請であるとし、共学校として生まれ変わることに。
創造と発想を教育の柱とするべく、21世紀型の「考えることを支援する相互通行型授業」を実践していく考え。
問いかけを出発点とし、思考して回答を導くサイクルを常態化することで、生徒の知的好奇心を刺激。IQ(知能指数)よりもCQ(好奇心指数)、PQ(情熱指数)を高めていきたいとしています。
中学校には、「本科クラス」と「インターナショナルクラス」の2クラスを設置。
「インターナショナルクラス」では、帰国生など英語を自由に話せる生徒と、小学校まで英語を勉強しなかった生徒を受け入れ、イマージョン教育を行う予定。
高校には「本科コース」に加え、「スーパーイングリッシュコース」と「スーパーサイエンスコース」の3コースを設置。
「スーパーイングリッシュコース」では、週10時間の英語授業を軸に、ネイティブスピーカーとの対話を中心にした教育を展開。
4技能(読む・書く・聞く・話す)をバランスよく習得し、英語でのコミュニケーション力を養い、世界で通用する英語を身につけます。
「スーパーサイエンスコース」は、実験を重視した授業を展開し、研究者にふさわしい姿勢で学ぶための環境を整備。
1年生では生物・化学・物理の基礎知識と実験技術を身につけ、2年生からは専門分野を追究し、科学的思考力を高めていきます。
学校説明会は、6月以降に中学で10回、高校で7回実施される予定です。
【三田国際学園中学校・高等学校】
- 開校:2015年4月
- 住所:東京都世田谷区用賀2-16-1