web作品を作り上げよう
「学校インターネット教育推進協会」は、「第20回全国中学高校Webコンテスト」への参加申込を、2017年7月21日(金)まで受け付けています。
このコンテストは、1996年に「ThinkQuest(シンククエスト)」という名称で米国でスタート。日本では1998年より第1回コンテストが開催されるなど、国際的なプログラムとして広がりを見せているそうです。
このコンテストで注目すべきは、ファイナリストに選ばれた人から慶應大学環境情報学部のAO入試に合格し、その後リクルートマーケティングパートナーズでwebディレクターで活躍するなど、その後の活躍が紹介されていること(公式サイトで確認できます)。
このコンテストでの体験が、進学や進路にポジティブな影響を及ぼすのなら、中高生もぜひ積極的に参加して未来に繋げたいですよね。
「教材」として活用できる作品であること
参加対象は、中学1〜3年生、高校1〜3年生。
生徒3~5名+コーチ1名がチームを組んでひとつのWeb作品を作り、その制作過程と成果を競い合います。
生徒は違う学校・違う国の生徒でもよく、コーチは、参加資格のある学校において教育職または専門職として勤務している人、またはパソコンスクール等の教育機関でコンピュータ教育をする人、チームメンバーの保護者となっています。
作品はWebブラウザで閲覧できるもので、テーマは、科学・数学、芸術・文学、社会科学、スポーツ・保健、学際(複数の分野にまたがるもの)の5つのカテゴリーから選択。
作品のテーマは自由ですが、内容はだれかの役に立つ「教材」として構成・表現された内容であることが求められます。
また、Webを構成する各素材(文章、写真、イラスト、動画など)は、チームのメンバーが作成したものであれば過去のものでも利用できますが、Webの制作はコンテスト開催期間に行わなければならないそうです。
応募や選考について
参加申し込みをしたチームは、11月21日(火)までに作品を提出。セミファイナリストに選ばれたチームは、2018年1月9日までに改良した作品を再提出。
2月17日(土)に東京で開催される最終選考会において、中学生の部、高校生の部のそれぞれの部門で、最優秀賞および文部科学大臣賞、その他優秀作品に総務大臣賞、経済産業大臣賞、各特別賞が授与されます。
審査は、コンテンツ、文章記述と構成、表現の工夫・機能、独創性、学習への配慮、提言の論理性、コラボレーション、影響・効果、出典・引用の明記、適切なメディア選択、英語ページによる発信、プレゼンテーションなどの基準に基づいて行われるそうです。
中学生の部については、英語ページの作成は必須ではないものの、作成した場合には加点の対象になるそうですよ。
詳しくは、「全国中学高校Webコンテスト」公式サイトで確認を。
【第20回全国中学高校Webコンテスト】
- 主催:特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会
- 対象:中学生、高校生、
- 参加締切:2017年7月21日(金)17時
- 最終選考会:2018年2月17日(土)