GLI(Global Learner's Institute)晴海校中学・高校

【共育時代の学び04】日本に留まってはいけない…思春期にこそわが子を海外に送り出すべきだ

わが子を海外に送り出す」ためのポイント

  • 思春期を境に、子どもは親の言うことを聞かなくなる
  • そんな時期にこそ「いかにわが子を海外に送り出すか」を戦略的に考え実行する
  • 未来を生き抜くために「海外に出ること」の重要性を家族で共有しておく

海外で感じて考える時間が成長を加速させる

わが子を海外へ出す、しかもなるべく早い時期からーーそんな選択をするファミリーが増えています。短期、長期、スタディーツアーなどさまざまな海外プログラムがありますが、なぜ多くの保護者が「わが子にはとにかく海外経験が必要だ」と考え、実行に移すのでしょうか?

私は、まずは日本以外の国を体感してみることがとても大切だと考えています。

日本では電車は時刻表どおりにやって来るし、約束の時間を守るのも当たり前。水道水はそのまま飲めるし、道路に落ちているゴミも少ない。日本では当然のルールや衛生状況が保たれている国は多くはありません。

また、海外では予期せぬさまざまな出来事に遭遇します。日本にいれば、家族や友達、学校があって、問題があっても誰かが解決してくれるし、ある程度解決パターンも心得ているため、多くの場合問題を乗り越えることができるでしょう。

でも、海外では予定どおりに進むことのほうがめずらしい。でも、そのときいかに行動するのか。誰も助けてくれない状況で考え行動するプロセスにはたくさんの学びがあり、「生きる力」を身につけるためにはこれ以上ない経験になります。

そして、日本人以外の人たちと出会い、彼らの考え方に触れてみること。日本人は議論を避け、予定調和が心地いいと感じますが、一歩海外に出てみれば自己主張は当たり前。自分の意見を「人に伝えることの重要性」は、日本では得られない経験だと思います。

多様な人々が暮らす異文化のなかで、感じて、考えてみる。そして「日本は恵まれているんだ」ーーそんな思いを人生で初体験できるチャンスなのです。

なぜ思春期こそ海外に出るべきなのか

幼少のころならば、夏休みに家族で海外に行くことから始めることができますが、中学生や高校生からいきなり海外へ出そうとしても、なかなか自発的には行ってくれない。「海外経験が大事だ」と思っているのは親ばかり…というケースが多々あります。

とくに、男子は難しい。目的を持った女の子は、自分で行き先を決めて準備をしどんどん行動しますが、思春期を迎えた男子はそうもいきません。夏期講習も進んで受講しようとせず、夏は部活や友達と遊ぶことばかり。

男の子を持つ親として私も同じ経験をしましたが、わが家では「これは絶対に譲れない」と息子と話し、中学と高校の夏に4度海外へ連れ出しました。

知り合いの会社があるシリコンバレーを皮切りに、私の仕事関係先のフィリピン・ミンダナオ島、海外大学進学のための説明会兼体験留学のためにニューヨーク、そして中学生の硬式野球の日米親善野球のコーチとして。

海外で得た経験は、大学受験期に「自分の学びたいこと」を決めるべきときにかならず生きてきます。大学生になっても、アルバイトだけの生活を一歩超えて海外に行ってみようかと、世界を広げるきっかけにもなる。大学4年生では、就職活動か大学院かはたまた海外留学かと、人生選択の岐路に立ったとき、選択肢のひとつに入って来る。

人は経験していないことを想像し、そこから自己決定をすることはできませんよね。

◉今日からはじめる「共育」実践

息子の友人は、高校時代に海外ボランティアに出かけ、その経験をもとに大学受験のAOの志望動機を書き上げ、見事合格することができました。受験の体裁を整えるためにも(本来の目的ではありませんが)、進路の選択肢を増やすためにも、海外経験をさせておく。「勉強が嫌いなら勉強しなくてもいい。でもその代わりに海外へ行って来い!」。親はそこまでの気概を持ち、子どもを海外に出すべきではないでしょうか

文/鏑木 稔

(株)ジプロス代表取締役。東京東部で22年間学習塾を経営するなかで、のべ6000名を超える生徒の進路を指導。教育の最前線に携わりながら、わが子の教育環境や進学について考えていくなかでグローバル教育の到来を予見し、2015年に本物の英語力を育成する探究スクール「GLI」を開校。

◎提供:GLI晴海校

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