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世界大学トップ100入り目指し入試改革
「北海道大学」(札幌市)は、AO入試制度「国際総合入試(仮)」を2018年度より導入すると発表しました。
北海道大学は、14年3月に「北海道大学近未来戦略150」を策定。設立150年周年を迎える2026年までに世界大学ランキングトップ100入りを目指し、大学改革を進めていくとしています。

北海道大学がとりまとめた「北海道大学近未来戦略150」冊子より。計画骨子2-2に入試改革についての記載あり。
「国際総合入試(仮)」では、もっとも重要な戦略のひとつ「グローバル人材育成」を実践するべく、グローバル社会をリードする意欲と資質を持った学生を人物本位で選抜。
求めているのは、大学での学修に必要な基礎学力を有するとともに、自らの探究心に基づいて設定した課題を解決することを志向し、常に創造的に行動できる学生。
入学者には、入学直後から各学生に専属のメンター(教員)がつき、きめ細かいラーニングサポートを受けることができます。
また、希望者は入学時から「新渡戸カレッジ」(修了要件としてTOEFL-iBT80点相当以上、海外留学必須)に所属して国際人としてのコミュニケーション能力を養い、異文化学習やさまざまなキャリアパス学修を行うことができるとのことです。
IBもしくはSAT、ACTスコア提出が必須
募集人数は、文系5名、理系10名の計15名。
出願資格は、下記のいずれかに該当する人。
- 「国際バカロレア」(IBフルディプロマ)を授与された人、または授与される見込みの人で18才に達する人
- 日本の高等学校卒業に準ずる12年間の学校教育課程を修了した人、もしくは修了する見込みの人、またはこれに準ずる人で18才に達する人。ただし、米国の大学進学適性試験「SAT」または「ACT」のスコアを提出できる人
選抜方法は、人物、学力、語学力の3つの観点から選抜。
人物については、自己推薦書と面接などにより評価。学力は、国際バカロレアまたは米国の共通試験「SAT」、「ACT」で評価、語学力はTOEFLなどの国際的な語学試験により評価する予定です。
選抜方法などの概要は、16年3月までに公表される予定です。
詳細は、「北海道大学」公式サイトにて確認を。
【北海道大学「国際総合入試(仮)」】
- 所在地:北海道札幌市北区北8条西5丁目
- 開始時期:2018年度入学者選抜試験より
- 募集人数:15名(文系5名、理系10名)