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仏教系中高と大学が合併
「武蔵野大学」(東京・江東区)と「千代田女学園」(東京・千代田区)は、2016年4月1日に合併し、中高大における一貫教育を目指していくと発表しました(存続法人は「武蔵野大学」)。
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武蔵大学と千代田女学園は、いずれも浄土真宗本願寺派の同一宗門校で、仏教の教えを建学の精神として開校。
「武蔵野大学」は、1950年に「千代田女子専門学校」を引き受けて「武蔵野女子短期大学」を設置。65年に大学を設置し、2003年に「武蔵野大学」に改名するタイミングで短大を廃校、共学校となりました。
「千代田女学園」は、1888年に開学した120年以上の歴史を持つ私立の女子中学校・高等学校。
これまでも、千代田女学園には武蔵野大学「系列校推薦入試(優先入試)」枠が設けられており、ここ15年間で240人以上の生徒が同大に進学するなど、綿密な関係を築いていました。
インターを開設し小中高でIB推進
合併後、「千代田女学園高等学校」は「国際バカロレア」(IB)認定校を目指し、日本語DPコースが設置される予定。
また、武蔵野大学教育学部に附属の「千代田インターナショナルスクール」を設置し、小中高で一貫してIB教育を推進。
さらに、同学部教育学研究科に「国際バカロレア教員養成コース」を設置し、千代田インターナショナルスクールや千代田女学園中高においてインターンシップを受け入れていくなど、教育の質の向上を図っていくとしています。
IBを導入する背景には、仏教精神を根幹とした人格教育や新しい時代に必要とされる人材像が、IBが目指す全人教育や学習者像に大きな親和性があるため、としています。
【千代田女学園中学校・高等学校】
- 住所:東京都千代田区四番町11番地
- コース:中学/1学年2クラス(アドバンストコース、リーディングコース)、高校/1学年3〜4クラス(特進コース、進学コース、グローバルリーダーコース)