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キャリア採用に求められる英語力
人事院は、2015年度「国家公務員採用総合職試験」から、TOEFL、TOEIC、IELTS、英検の成績を得点として加算していく方針を決めました。
行政の国際化の進展を踏まえると、国家公務員総合職が従事する政策の企画立案等の業務遂行にあたっては、基礎的な英語能力を有していることが望ましいという考え方から。
総合職試験は、「主として政策の企画立案等の高度の知識、技術又は経験を必要とする業務に従事する係員の採用試験」と定義されており、各省の幹部候補となります。
求められるスコアと加算点は以下のとおり(試験実施年度の5年前までのスコア)。
- TOEFL(iBT)…65以上(15点加算)、80以上(25点加算)
- TOEIC…600以上(15点加算)、730以上(25点加算)
- IELTS…5.5以上(15点加算)、6.5以上(25点加算)
- 英検…準1級以上(25点加算)
13年度総合職試験における総得点は、最高点が672〜838点、合格最低点が492〜566点(区分により異なる)。
25点の加算は、合否ライン付近の受験者にとって総得点の約5パーセントとなるそうです。
【国家公務員採用総合職試験 英語試験活用】
- 実施時期:2015年度採用総合職試験より
- 活用する英語試験:TOEFL(iBT)、TOEIC、IELTS、英検
- 加算得点:15点もしくは25点