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【山中湖村】富士山の世界遺産効果で外国人観光客増…16年度より保小中でグローカル人材育成

英語特区で国際観光都市を目指す

山梨県「山中湖村」は、2016年度から村内の保育所と小・中学校が連携し、独自の英語一貫教育に取り組んでいくそうです(村内には保育所2園、小学校2校、中学校1校がある)。

山中湖

山中湖村は、2013年に富士山が世界文化遺産に登録されたことにより、外国人観光客が大幅に増加。

近年では数十万人の外国人が訪れており、今後も継続して増加が見込まれることから、英語によるコミュニケーション力の強化など、外国人の受け入れ態勢を整え、国際観光都市を目指していきたいとしています。

そのため、村唯一の中学校「山中湖中学校」でも、15年度より外部から英語講師を招聘したり、大学との連携をはかってきましたが、英語の時間を十分に確保することが困難であることから、文部科学省の「教育課程特例校制度」に申請。

「教育課程特例校」に指定されると、学習指導要領等によらない教育課程の編成・実施が可能になることから、地域の特性を活かした教育が実施できるメリットがあります。

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「教育課程特例校」のおもな取り組みには、「小学校低・中学年からの英語教育の実施」(英語特区)、「小中連携に関する取り組み」、「ことばに関する取り組み」などがありますが、山中湖村は15年12月、英語特区に指定されました。

英語に親しみ、中3で英検準2級目指す

英語特区では、「生活科」や「総合的な学習の時間」等の一部を組み替えて、「英語科」や「外国語活動」等を導入することが可能。

「山中湖中学校」では、年間140時間(週4時間)の英語の授業に加え、現行の「総合的な学習」から年間35時間(週1時間)を英会話科に組み替える予定。

ふたつの小学校では、基礎的な英語力を身につけることを目標に、1、2年生は生活科から年間20時間、3、4年生以上は総合的な学習から30時間、5、6年生で50時間の英語科の授業を導入予定。

ふたつの保育所では、隔週で約2時間、外国語指導助手の指導で英語の歌を歌ったり、ゲームで遊んだりして英語に親しむ予定です。

目指す英語力は、小学校を卒業する際は英検4級(中学校中級程度)、中学卒業時には準2級レベル(高校中級程度)となっており、英検受検料も村が負担するそうです。

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