奨学金
【トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム】多様な学びを手厚く支援…留学生300名募集
自分流にカスタマイズできる留学制度
文部科学省および「日本学生支援機構」は、3月に創設された留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」において、海外留学を希望する学生を募集しています。
対象となるのは、大学や大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)に在籍する日本人学生など。
本プログラムは官民協働海外留学支援制度となり、海外大学などの教育機関だけでなく、企業でのインターンシップや学生が立案したプロジェクトなど多様な留学を支援することが大きな特徴です。
また、手厚い支援内容も予定しており、本制度には下記のような5つのポイントがあります。
- 多様な活動を認定…アカデミック限定の留学以外にも、インターンシップ、ボランティア、フィールドワークなど多様な活動も考慮
- 手厚い支援…充分な現地生活費や渡航費、授業料などを給付
- コミュニティー…参加者によるコミュニティーを通じてネットワークを創ることができる
- じぶん留学…自分自身で設計した留学計画を組み込むことができる
- 留学事前・事後研修…将来の日本に求められる資質や能力を伸ばすため、各界および企業のリーダーによる指導を受けられる

奨学金は、研修参加費や渡航費の一部(10~20万円)のほか、授業料は上限30万円まで支給。月額で12~20万円(派遣先地域による)。
これらの資金は、「グローバル人材育成コミュニティ」に参画する企業からの寄付金などが充てられます。
留学内容は以下の4つのコースから選び、留学期間や留学先、教育機関などは学生が個別に計画して応募の際に提出します。

- 【理系】自然科学系、複合・融合系人材コース…自然科学分野、複合・融合系分野における学修、研究やフィールドワーク、インターンシップ等の体験活動を行う留学を支援。留学地域は不問
- 【人文社会科学】新興国コース…今後、経済成長が期待される新興国において、現地語の習得、異文化理解、インターンシップやボランティア等の活動を行う留学を支援
- 【人文社会科学】世界トップレベル大学等コース…世界大学ランキングで上位100位以内に位置するなど、諸外国におけるトップレベルの大学や研究所等において学修、研究やフィールドワーク、インターンシップ等の活動を行う留学を支援
- 多様性人材コース…各々の分野や活動において、世界を視野に社会に影響を与えていきたいという意欲のある人材が行う留学を支援。留学地域は不問
留学までのスケジュールは、以下のような流れ。
- 3月10日(月)…公募開始
- 3月17日(月)…大学等教職員担当者向け公募説明会(東京)
- 3月18日(火)…大学等教職員担当者向け公募説明会(大阪)
- 在籍機関への提出期限…大学などにより異なる。教育機関の事務などに提出
- 4月21日(月)…大学などから機構への提出期限
- 5月上旬~下旬…書面審査(一次審査)
- 5月下旬…在籍機関を通じて応募者に書面審査結果を通知
- 6月上旬~中旬…面接審査(二次審査)
- 6月下旬…採否結果の通知
- 8月上旬…事前研修(東京会場、大阪会場)
- 8月21日…支援の開始
応募者は、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」のサイトから願書をダウンロードして、在籍する大学などの窓口に提出(機構に個別に直接申し込みはできない)。
ちなみに、本制度は「日本学生支援機構」第二種奨学金の家計基準に準拠する所得制限が課されるので、所属機関の事務などで事前のチェックもお忘れなく。
【2014年度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」】
- 主催:文部科学省、日本学生支援機構
- 応募期間:大学などにより異なるので所属機関へ問合せを。大学などから日本学生支援機構への締切は4月21日(月)
- 留学開始時期:14年8月21日~15年3月31日
- 留学期間:28日以上1年以内(3ヵ月以上推奨)
- 対象:大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)に在籍する日本人学生など
- 採用人数:300名(全国)
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