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入試でもグローバル化を推進
「立教大学」(東京・豊島区)は、2016年度一般入試から英語資格・検定試験(4技能)を活用した一般入試「グローバル方式」を全学部で導入します。
立教大学は、2014年5月に公表した国際化戦略「Rikkyo Global 24」を基盤とした構想が、文部科学省の「スーパーグローバル大学」グローバル化牽引型に採択。
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その一環として、グローバル化をより強力に推し進める見地から、4技能型の英語資格・検定試験を、全学部を対象とする一般入試で活用することにしました。
「グローバル方式」試験とは?
「グローバル方式」では、全学部で合計100名程度を募集する予定。
従来型の英語試験に代えて、4技能を評価する英語資格・検定試験である「GTEC CBT」、「TEAP」、「TOEIC & TOEIC SW」、「IELTS」、「TOEFL iBT」、「英検」を活用し、筆記試験は英語以外の2教科を実施。
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出願資格基準は、CEFR B1レベルを想定(文学部は検討中)。
「CEFR(セファール)」とは、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)のことで、語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格。
このうち「B1レベル」を基準に、英語資格・検定試験ごとに設定。
B1レベルでは、立教大学での学修を経て、在学中の短期・長期の海外留学や英語による専門科目の履修に対応できる英語コミュニケーション力を想定しているとのこと。
各試験実施団体が「B1レベルの下限」として公表している点数・レベルは下記のとおり(14年11月現在)。
- GTEC CBT…1000点
- TEAP…226点
- IELTS…4.0
- TOEIC & TOEIC SW…790点
- TOEFL iBT…57点
- 英検…準1級(4技能が測定されているのは準1級以上)
外国語(英語)以外では、各学科・専修が指定する2教科(国語、地理歴史、数学、理科など)を予定しています。
詳細は15年5月に公表される予定なので、「立教大学」公式サイトにて確認を。
http://youtu.be/s2Z-VkHXD1U
【立教大学16年度入試「グローバル方式」】
- 実施日:2016年2月6日(土)予定
- 募集人員:全学部で合計100名程度
- 活用する英語資格・検定試験:GTEC CBT、TEAP、TOEIC & TOEIC SW、IELTS、TOEFL iBT、実用英語技能検定