政治・行政

【通訳案内士】若者に挑戦してほしい…14年度から「TOEIC」スコアが記述試験免除対象に

外国人向けプロガイド「通訳案内士」

国土交通省が実施している「通訳案内士試験」において、2014年度からTOEICスコアが筆記試験の免除対象に加わることになりました。

「通訳案内士」とは、外国人観光客を対象とするプロの観光ガイドのことで、試験に合格し、都道府県知事の登録を受けることで従事できる国家資格。

試験を実施代行しているのは、「日本政府観光局」(JNTO)。
試験を実施代行しているのは、「日本政府観光局」(JNTO)。

試験は年1回実施され(8月に筆記試験、12月に2次の口述試験)、12年度の英語による受験者の合格率は13.3パーセントという難関資格。

外国人に日本のよさを理解してもらうために、自分の言葉で日本の歴史や文化について説明できる能力が求められます。

ちなみに、外国人向けプロガイドは、登録した通訳案内士のみが行える規定となっています(通訳案内士法による)。

今回、TOEICスコアが試験免除対象に加わった背景には、若い世代が通訳案内士に挑戦しやすい環境をつくりたい、という考えがあります。

TOEIC受験者の約43パーセントが学生であるいっぽうで、通訳案内士の20代以下の受験者は約2割弱(13年度)。

通訳案内士に受験対象年齢制限はなく、TOEICスコアを免除対象とすることで、若い世代に通訳案内士の裾野が広がることが望まれています。

日本政府観光局(JNTO)
観光庁の報道資料より。

通訳案内士の試験科目は、外国語(1言語を選択)の「記述式試験」、日本語による地理や歴史、一般常識に関する「マークシート試験」、2次の「口述試験」(面接)。

英語の試験が免除となるのは、以下のスコアを所持する人。

      • TOEIC…840点以上
      • TOEICスピーキングテスト…150点以上
      • TOEICライティングテスト…160点以上

TOEIC以前に、英検、フランス語技能検定、ドイツ語技能検定、中国語検定、ハングル能力検定のそれぞれ1級合格者に外国語試験が免除されています。

すでに1万6000名超の通訳案内士が登録されているとのことですが、20年の東京オリンピックに向け、活躍の場が広がっていくことが期待されています。


通訳案内士試験

  • 認定団体:国土交通省
  • 試験実施代行機関:日本政府観光局(JNTO)
  • 試験科目:記述式試験、マークシート試験、口述試験
  • 試験時期:1次試験/8月、2次試験/12月(年1回)

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