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定員20名でリーダーを育成
「立教大学」(東京・豊島区)は、グローバルリーダー育成を目的とした英語学位プログラム「Global Liberal Arts Program」(GLAP)を、2017年度よりスタートします。
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立教大学は、2014年に「スーパーグローバル大学創成支援」に採択。GLAPは、この構想の一環として実施するカリキュラム改革の大きな柱のひとつとなる。
GLAPは、原則英語で行われる科目のみで学位の取得が可能なプログラムで、定員は20名。文学部文学科に属し、学位は「学士(学術)」を取得します。
立教大学が教育の柱としてきたリベラルアーツを英語で学びますが、下記のような5つの特徴があります。
- すべての授業科目を英語で学ぶ
- 少人数教育・Tutorial科目(1クラス5名)の実施
- 全寮制(1年半、留学生との集団生活を体験)
- 1年間の海外留学必須(米国もしくは中国)
- 帰国後の専門教育
入学後は、留学までの1年半(2年次春学期まで)は全寮制による留学生との集団生活を経験し、2年次には1年間海外のリベラルアーツ大学へ留学(米国・サウス大学、トリニティ大学、ニューヨーク州立大学ジェネセオ校、ミリキン大学、中国・嶺南大学)。
帰国後は、複数の分野にわたる科目を履修しながら、とくに興味や関心を持った領域について「Humanities」「Citizenship」「Business」という3分野から選択し、より深く学んでいきます。
4年次には、学びの集大成として「Final Year Seminar」を履修するとともに、卒業論文を執筆します。
出願資格基準として、ヨーロッパ言語共通参照枠「CEFR」でB2レベル以上を基準とした外部英語資格・検定試験のスコアが必要。
- 英検…準1級以上
- TOEFL iBT…72点以上
- IELTS…5.5点以上
- GTEC CBT…1250点以上
- TEAP(R/L+W+S)…334点以上
- TOEFL Junior Comprehensive…341点以上
- TOEIC/TOEIC S&W…1095点以上
- ケンブリッジ英検…First(FCE)グレードC合格以上
入試は「国際コース選抜入試」(GLAP)となり、秋季・春季の年2回実施。秋季で10名、春季は若干名を募集予定。
選考は、書類審査を通過した人にのみ、2次試験の小論文と面接を実施。
奨学金制度も充実しており、成績優秀者に対して支給される「立教大学学業奨励奨学金(GLAP)」(年額20万円)のほか、経済的支援を必要とする人には、「立教大学グローバル奨学金」(年額40万円もしくは20万円)、秋季出願者のみ「立教大学GLAP奨学金」(年額120万円)も申請できるそうです。
くわしくは、立教大学「Global Liberal Arts Program」公式サイトで確認を。
【立教大学・全英語学位プログラム「Global Liberal Arts Program」】
- 定員:20名(秋季で10名、春季で若干名を募集)
- 入学時期:4月
- 入試:国際コース選抜入試(GLAP)
- 出願期間:秋季/2016年9月26日(月)~10月3日(月)、春季/2017年1月10日(火)~1月17日(火)
- 学費など:学費/年間180万円(予定)、寮費/月4~5万円(予定)、留学費用/留学先の学費は免除(現地での寮費、渡航費は別途)