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国立大学で初となる大規模導入
「鹿児島大学」(鹿児島市)は、2017年度の入学試験より全9学部において外部英語試験を活用し、一定の成績に達した受験生にはセンター入試の「外国語」を満点(200点)とみなすことを決定しました。
全国82の国立大学で今回のような全学部の大規模導入ははじめてとなり、入試改革によりいち早くグローバル化に対応していきたいとしています。

導入するのは一般入試と推薦入試で、対象となるのは入学定員1950名の94パーセントにあたる1832名程度。
一定のスコアとは、外国語のレベル評価「CEFR」(ヨーロッパ共通参照枠)でB2レベル以上に相当する外部英語試験のスコア。
- ケンブリッジ英検…FCE(Cambridge English First)以上
- 英検…準1級
- GTEC CBT…1250点以上
- IELTS…5.5以上
- TEAP…334点以上
- TOEFL iBT…72点以上
- TOEFL Junior Comprehensive…341点以上
- TOEIC/TOEIC S&W…1095点以上(L&R785点以上、S&W310点以上)
詳細は、「鹿児島大学」公式サイトで16年6月以降に発表される募集要項で確認を。
【鹿児島大学・外部英語検定試験活用】
- 導入時期:2017年度入試(一般入試、推薦入試)
- 対象学部:全9学部
- 対象:入学定員の94パーセントに相当する1832名程度
- 対象英語試験:英検/準1級、GTEC CBT/1250点以上、IELTS/5.5以上、TEAP/334点以上、TOEFL iBT/72点以上、TOEFL Junior Comprehensive/341点以上、TOEIC/TOEIC S&W/1095点以上(L&R785点以上、S&W310点以上) ※センター試験の外国語を満点とみなす