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待ったなしの難民・移民問題を学ぶワークショップ
長期化するシリア難民問題、解決の糸口が見えないロヒンギャの危機などで、世界における難民は増加し続けています。そして、いままさにアメリカ国境には中米から移民の集団が押し寄せ、深刻な人手不足に陥っている日本では「入管難民法改正案」が議論されている最中であり、難民・移民の受け入れは先延ばしにできない問題となっています。
そんな世界と日本における難民の現状と難民を生み出した背景を知り、自分には何ができるのか考えるーー「聖心女子大学グローバル共生研究所」(東京・渋谷区)は、参加者が主体となって考え、話し合いを通じて学べるワークショップへの参加者を随時受け入れています。
このワークショップは、開催中の「アジア・アフリカの難民・避難民展」に関連して実施されているプログラムで、事前に申し込みをすれば無料で参加することができます(対象は高校生や大学生、一般の人)。
下記のような5つのテーマを設定しており、30~90分まで希望に応じた時間と内容で実施されます。
- 日本にいる難民を知ろう…世界と日本の難民問題の現状とその背景をクイズ形式で学ぶ。また、日本に住む難民のエピソードを読んで、参加者同士で意見交換をしながら、難民の方々の気持ちや自分ができることなどについて考える
- 武器アートから平和を考えよう…世界と日本の難民問題の現状とその背景をクイズ形式で学ぶ。また、武器アートができるまでの背景やモザンビークの歴史を映像で学び、実際に武器アートを見て触ることで、平和とは何か考える
- ロヒンギャ難民を知ろう…ロヒンギャ難民の現状とその背景をクイズ形式で学ぶ。また、日本に住むロヒンギャ難民のエピソードを読んで、参加者同士で意見交換をしながら、難民の方々の気持ちや自分ができることなどについて考える
- メディアから考えるロヒンギャ問題…ロヒンギャ難民の現状とその背景をクイズ形式で学ぶ。また、様々なメディアが発信しているロヒンギャ問題に関する意見を読みくらべ、ロヒンギャ問題とは何なのか考える
- ロヒンギャ問題の歴史を考える…ロヒンギャ難民の現状とその背景をクイズ形式で学ぶ。また、ロヒンギャ問題はいつから、どのように始まり、どのような背景があるのか。歴史カードを使って読み解くことにより、現在の問題をより深く理解する
これらのワークショップは、これまでも総合学習や訪問学習、修学旅行、その他グループの学習などの一環として活用されているそうです。
参加を希望する人は、実施希望日の2週間前までにメールもしくはファックスで申し込みを。詳しくは、「聖心女子大学グローバル共生研究所」公式サイトで確認してください。
【「アジア・アフリカの難民・避難民展」ワークショップ】
- 主催:聖心女子大学グローバル共生研究所
- 期間:2018年9月17日(月)〜2019年3月15日(金)
- 対象:高校生、大学生、一般
- 人数:20名以内
- 所要時間:希望に応じて30~90分まで
- 参加:無料(要事前申し込み)