スター・ウォーズとタッグを組んだプログラム
「NPO法人青少年科学技術振興会FIRST」(横浜市)は、プログラミングやロボットが未体験の4才~中学生を対象とした「スター・ウォーズ チーム」16チームを、2020年12月13日(日)まで募集しています(先着順)。

「FIRST Japan」は、日本の科学技術・文化の振興、子供の健全育成への貢献を目的に2004年に設立。「FLL」「FGC」「FRC」といった国際教育プログラムの日本大会を主催・運営
今回の募集は、ウォルト・ディズニー・カンパニーとルーカスフィルムが、次世代ヒーローやイノベーターの育成に取り組むチャリティープログラム「Star Wars: Force for Change」と、米国教育NPO組織「FIRST」がタッグを組み、日本において実施。
このプログラムでは、STEM教育を受けることができなかった子どもたちや、ロボットに関心がなかった女子生徒に、FIRSTが主催する国際ロボット競技会「ファースト:レゴリーグ(FLL)」に参加する機会を提供することで、STEM教育ギャップやジェンダーギャップを解消するきっかけになることを目指しているそうです。
世界最大級のロボット競技会に参加できる
「ファースト・リーグ(FLL)」は、4~16才を対象に、世界110ヵ国で開催されている世界最大級規模のロボット競技大会。各国の上位チームは世界大会へ出場することができ、日本からも毎年約15チームが参加しています。
「ロボット競技」と「プレゼンテーション」が競技種目で、毎年設定される社会問題を扱ったテーマに沿った探究学習やプレゼン、ロボット技術を学ぶなかで、科学技術の基礎や思考力、創造力、チームワークを身につけていきます。
2020-21シーズンのテーマは、「スポーツの再定義」。コロナ禍であるため、全国大会はオンラインを利用したリモートでの実施となり、世界大会も予定されています。
募集しているのはこんなチーム!
「スター・ウォーズ チーム」では、下記のような3つのカテゴリーでチームを募集。
- 幼児チーム(4~6才)/8チーム…幼稚園・保育園など施設単位で応募。FLL Discover大会は採択された施設内で実施
- 小学低学年チーム(小学1〜3年生)/6チーム…生徒2~6人、チーム責任者1~2名でチームを結成。2021年2月14日の全国大会「FLL Explore」にゲストチームとして参加
- 小学・中学生チーム(小学4~中学生)/2チーム…生徒3~10人、チーム責任者1~2名でチームを結成。2021年2月14日の全国大会「FLL Challenge」にゲストチームとして参加
チームは学校や地域で自ら結成。参加が認められると、FLLの競技への挑戦をベースに活動し、2021年2月に開催される全国大会にもゲストチームとして参加します。
応募条件は下記のとおり。
- スター・ウォーズにちなんだチーム名をつけること
- 大会でスター・ウォーズにちなんだ自作コスチュームを着用すること
- 活動中・活動後に写真・動画・アンケ―トに協力すること
参加チームには、下記のような特典があります。
- 無料でFLLの全活動に参加できる
- ロボット教材の贈呈/幼稚園チーム「デュプロくるくるゆうえんちセット」1セット、小学低学年チーム「レゴ WeDo 2.0 基本セット」1セット、小学・中学生チーム「レゴエデュケーションSPIKETMプライム」「同拡張セット」1セットずつ
- 大会用ミッションセット・活動テキストの贈呈/幼稚園チーム「FLLディスカバー・セット」4セット(8人用)、小学低学年チーム「FLLエクスプロア・セット」1セット、小学・中学生チーム「FLLチャレンジ・ミッションセット」1セット
- チーム責任者向けオンライン研修実施
参加を希望する人は、「青少年科学技術振興会FIRST」公式サイトから応募を。
選考は先着順となり、定員に達し次第募集を終了。採択チームはサイトにて発表されるそうです。
【FLLスター・ウォーズ チーム募集】
- 主催:NPO法人青少年科学技術振興会FIRST
- 対象:4才〜中学生
- 募集チーム数:幼児チーム/8チーム、小学低学年チーム/6チーム、小学・中学生チーム/2チーム
- 募集締切:2020年12月13日(日)