【Qubena Wiz】AI先生がよりよき未来を創る!? 文科省も注目する「未来の教育を担う教材」の可能性

「いま」を生きる子どもの課題を解決する教材

算数や数学を、学校で学ぶよりも7〜10倍速で習得できるーーそんな革新的なタブレット教材「Qubena(キュビナ)」が2016年に登場し、昨秋あたりからはテレビなどでも特集され話題になっています。

キュビナがこれまでの教材と一線を画しているのは、「未来の君に会いに行く」を企業理念に、子どもたちが生きる未来から逆算して、まずは「いま」を生きる子どもたちに立ちはだかる課題を解決しようとしていること。

「子どもたちの未来」にフォーカスして開発されたキュビナは、算数が苦手な子どものいる保護者はもちろん、塾や学校など教育の現場に関わる先生、よりよき教育政策を模索する立場である文科省からも「未来の教育を担う教材」として注目されています。

なぜ、キュビナがこれほどまでに注目を集めているのか。4つのポイントから、その可能性をひも解いていこうと思います。

「Qubena」は、「COMPASS(コンパス)」が提供している、小学算数と中学数学が学べる、世界初の人工知能型教材

1)7倍速で算数・数学を学べるAI型教材

キュビナは、タブレットに専用アプリをダウンロードし、子どもたちがそれぞれの理解度に応じて配信される算数や数学の問題に取り組み、効率的に学習していくオンライン教材。

そのキュビナを活用したオンライン塾「Qubena Wiz(キュビナ・ウィズ)」では、オンライン上でつながった講師に適宜サポートされながら定期的に学習を進めていきます。1ヵ月に8コマ(1コマ50分)の講座と週1時間程度の宿題をこなすことで、平均3ヵ月(約32時間)で1学年分の数学を習得することができるのだそう。

中1の数学に必要な学習時間は平均200時間といわれているので(学校の授業140時間+塾・宿題60時間)、キュビナがいかに効率的な学習法であるかがわかりますね。

実際、COMPASSの直営塾の生徒の8割が、中学3年間の数学を平均9ヵ月(約96時間)でやり終え、中学校修了レベルである「数検3級」に合格。これは、偏差値60前後の都立高入試の数学テストで合格するレベルなのだそうです。

2)生徒に最適化する「アダプティブラーニング」

なぜ、このような超時短学習が叶うのかーーそれは、それぞれの子どもの習熟度に応じた最適な学習内容が提供される「アダプティブラーニング」方式を採用しているから。

日本の学校では、長らくひとりの先生が多数の生徒に同じ進度で教える「一斉授業」を行ってきましたが、生徒により理解できたりできなかったり、理解度や進度が異なるのは当然なこと。

たとえば、「2次方程式」で理解度に違いが出てしまう場合、2次方程式の概念が理解できないのか、前年の単元でつまずいたことが原因なのかを先生が判断することは難しく、生徒も自力で解決できません。気がつけば数学が苦手になっていた…という残念なケース、みなさんにも心当たりがあるのではないでしょうか。

アダプティブラーニングはその逆を行くアプローチで、正答できない問題があれば、わからなくなった時点の学習内容まで巻き戻し、確実に理解してから次のステップへと進んでいきます。

キュビナでは、それぞれの生徒が問題を解くプロセス(画面にメモした計算過程など)やスピード、正誤率などの状況を細かくデータ化し、それらのデータをもとにAIがステップごとに理解しているかを判断。数万問を超える問題から、AIがそれぞれの生徒に最適な問題を見つけ出し、確実にステップアップできるしくみになっています。

自動の文字認識とメモ機能により手書き学習を実現。タブレット上だけで学習を完了できる

家庭教師や個別塾などでも生徒のペースで学習することはできますが、より多くの生徒がそれぞれに最適化された学習を安価に実現する「アダプティブラーニング」は、まさにAI時代にこそ受けられる恩恵と言えます。ちなみに、キュビナ・ウィズは月額9800円(税別)。中学3年分の数学にかかる学習コストはおよそ9万円です。

なお、すでにいくつかのオンライン学習サービスでもアダプティブ・ラーニングを採用していますが、AIでは集積する「データの量と質」がキモとなります。より多くの質の高いデータを集積し続けることで、さらなる最適化・効率化を促すことが可能になります。

3)「未来に必要なこと」を学ぶための超時短ツール

このように革新的なキュビナではありますが、じつは「7倍速で学ぶ」ことを目的に開発されたのではない、というところにキュビナの本質はあります。

「基礎的な勉強を最速で終わらせることで、余った時間で未来を生き抜くために必要な力を身につけてもらいたい、という思いでキュビナを開発した」と、COMPASS代表・神野元基(じんの・げんき)さんは言います。

現代の子どもたちは、学校に塾にと目の前にある勉強に忙しすぎて、未来について考えたり、未来に必要なことを学ぶ時間があまりにもなさすぎるーー神野さん自身が学習塾を運営するなかで見出した課題を、AIを活用した学習教材によりまずは余剰時間を創出。

現在は、東京・目黒区の直営塾で、ドローンや3Dプリンター、VRなどの未来につながる最先端技術を学べるSTEM教室を不定期で開催しています。

ヘッドセットでVRの世界を体験する受講生。

4)AIが教え、先生がやる気を引き出す

キュビナでは、AIが算数・数学を教えて、人間の講師は講座のサポートや生徒たちのやる気を引き出すために存在しています。

世界のさまざまな場所でも、質の高いオンライン講座をほぼ無料で誰もが受講でき、AIが最適な学習環境を提供する時代には、AIがティーチングし、先生がコーチングすることでより効果的な学習を実現し、「学校」も学習コンテンツを提供する場から、人とつながり成長していくコミュニティとして変化していくべきだ、と議論されるようになっています。

また、世界の国々でも、子どもたちが未来を生き抜くために必要な学びについて議論するなかで、「いわれたことをいわれた通りに効率的にこなす」ための教育ではなく、みずから考え、多様な人たちと協働しながら課題を解決していくための学びや、AI時代に必要となる知識を身につけるためのSTEM教育にも力を入れています。

いっぽう、日本もグローバル化する社会を見据えた教育へのシフトを目指しながらも、教育の現場である「学校」は多忙を極め疲弊した先生たちの働き方改革が注目されており、多くの課題を抱えながらも、いままさに学びの質的な転換に加え、学校も変化するべき時期に来ています。

*  *  *

この記事を読みながら、「もし、キュビナのような革新的な学習ツールが学校に導入されたら、日本の教育が抱えるいくつかの課題が解決できるのではないか」と可能性を感じた人もいるのではないでしょうか。

いまの小学生が社会に出るころには、6〜7割が現在存在しない仕事に就くといわれていますが、従来の一斉授業よりもAIが最適な学習効果を生み出すのならば、それは先生の「ティーチング」要素をAIが代替することが可能になる、ということです。

誰もが身近にみてきた授業が「AIにとって替わられる」ことはショッキングでもありますが、これも大きく変化する未来の姿の一端である、と捉えるべき時代に私たちは生きているのかもしれません。

また、教育についても、誰もが教育を受けた経験があり、それぞれに教育観を持っているがゆえに、その本質を見抜き、共通の課題を見出すことも簡単ではないと感じてしまいます。それでも、子どもたちが「未来を生き抜く力を身につける」ために、いまこそ私たちは教育の概念をそのものを捉え直し、再定義する覚悟も必要なのではないでしょうか。

*  *

少々話が飛躍しましたが、キュビナが「未来の教育を担う教材」として注目されている理由を紹介してきました。

それでも「え、そもそも本当に7倍速で数学を終えることができるの!?」と、半信半疑の人もいるかもしれません。その効果のほど、気になりますよね。

ということで、次回は、中学2年生のモニター受講生を通じて、その学習効果をレポートしたいと思います。

「Qubena Wiz」公式サイト


【Qubena Wiz(キュビナ ウィズ)】

  • 運営:株式会社COMPASS
  • 講座数:オンライン講座/月8コマ(1コマ50分) ※アプリ教材「Qubena」はいつでも利用可能
  • 開講時間:平日16時〜21時、土日祝14時〜20時
  • 利用料:月額9800円+税 ※1週間の無料体験あり
  • 対応機器:Android/9inch、解像度1920×1200以上のタブレット(推奨:Nexus9)、iOS/iPad Air以降
 

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