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私たちにできることはあるのか
「AAR Japan[難民を助ける会]」(東京・品川区)は、オンラインシンポジウム「ロヒンギャ難民100万人は今」を、2020年8月22日(土)に開催します。

「難民を助ける会」は、1979年にインドシナ難民支援を目的に、日本で発足した国際NGO。2017年末にバングラデシュで人道支援活動を開始し、水・衛生分野、および子どもや女性のプロテクション分野で支援事業を実施してきた
ミャンマー西部で暮らしていたイスラム少数民族ロヒンギャが激しい武力弾圧を逃れ、隣国のバングラデシュに大量流入して間もなく3年となります。
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ロヒンギャ難民累計100万人のうち、約85万人が超過密な難民キャンプでの生活を余儀なくされており、いま難民たちを襲っているのが新型コロナウイルス感染拡大の危機です。
シンポジウムでは、ロヒンギャ難民キャンプの現状、AARの支援活動、コロナ感染拡大の影響、国際法廷での真相究明、日本外交の立ち位置など、人道支援の現場から国際社会の動向までを複眼的にとらえ、私たちに何ができるかをともに考える時間となるそうです。
当日は、AARバングラデシュ・コックスバザール事務所の駐在員からの報告、ビルマ・ミャンマー研究の第一人者である上智大学教授・根本敬さん、国連世界食糧計画元アジア地域局長の忍足謙朗さんがコメンテーターとして参加。
AAR支援者デヴィ・スカルノ夫人が、2019年9月にロヒンギャ難民キャンプの視察に訪れたときの動画メッセージ上映もあるそうです。
参加を希望する人は、イベント予約サイト「Peatix」から申し込みを。
8月21日に、zoom参加に必要なURLとパスワードが送られてくるそうです。
【ロヒンギャ難民100万人は今】
- 主催:AAR Japan[難民を助ける会]
- 日時:2020年8月22日(土)15時~16時30分
- 定員:490名(先着順、要事前申し込み)
- 参加費:500円
- 申込締切:8月21日(金)14時