2022年に高校留学するチャンス
「AFS日本協会」(東京・港区)は、高校生を対象とした「2022年派遣第69期年間留学プログラム」への参加者を、2021年10月27日(水)まで追加募集しています。

AFSは、かつて世界大戦中に傷病兵を救護輸送したボランティア組織American Field Serviceにルーツがある、世界中の人々に異文化学習の機会を提供し、世界平和への貢献を目指す民間教育団体
すでに応募が締め切られていた2022年出発予定のプログラムですが、コロナ禍によるキャンセル発生と、留学先の定員調整の関係から、9月21日(月)より追加募集が実施されています。
対象となるのは下記に該当する高校生。
- 異文化体験に対する興味と意欲をもち、留学先での生活に心身ともに適応できる資質があること
- 2021年4月の時点で、学校教育法が定める日本の高等学校・高等専門学校又は専修学校高等課程の第1、2学年に在学する人。中学生は、2022年4月時点で、高等学校などの第1学年に在学する予定の人
- 応募時点で学業成績が中程度以上であること。とくに、スイス希望者は学業成績が上位1/4以内、アメリカ希望者は上位3/4以内であること
- 在学校の学校長から推薦されること
- 希望する国の制約条件に抵触しないこと など
今回の募集期間では、定員確保済みの枠もあり、すべての留学候補地へ応募できるわけではありません。それでも、15名程度空きがあるアメリカをはじめ、イタリア・インドネシア・オーストリア・スイス・タイ・ドイツ・フィリピン・ベルギー・香港などで若干名追加募集されている状況です。
応募方法は、AFSサイトでアカウントを作成し、必要事項を記入してエントリー。留学先にアメリカを希望するケースのみ、ELTiSを受験して689点以上を取得しなければなりません(複数回受験可能)。
さらに、自己アピール作文の作成、留学希望国の選択、選考手数料の支払い(1万円)、必要に応じて奨学金の申請も最初の応募プロセスで済ませます。受入国が決まった段階で受入国確保金、奨学金の結果通知後の本申込みではプログラム費用の一次金支払い(30万円)が発生します。
【「AFS年間派遣プログラム」69期生募集】
- 主催:公益財団法人 AFS日本協会
- 期間:1学年間(約10ヵ月)※出発日・帰国日は各国の交流団体の指定に準ずる
- 派遣先:北米・ヨーロッパ・アジアの約20ヵ国
- 対象:高校1〜3年生(2022年4月時点)
- 定員:アメリカ15名程度、ほかの国々は若干名募集
- 費用:選考手数料/1万円、受入国確保金/1万5000円、ELTiS受験料/5000円(米国のみ)、プログラム参加費/120万円(アジア)、145万円(ヨーロッパ・カナダ、170万円(アメリカ)
- 奨学金:50万円程度~プログラム参加費全額負担(奨学金の種類による)
- 申込期間:2021年9月21日(月)~10月27日(水)(追加募集枠)