中高一貫でグローバル人材育成を目指す
「文化学園大学杉並中学・高等学校」(東京・杉並区)では、2014年度から中学に「グローバルコース」を、15年度に高校に「インターナショナルコース(仮)」を新設します。
文化学園大学杉並中学・高等学校は、中高一貫教育を実施する私立女子校。
「グローバルコース」は中学に設けられる難関進学コースで、14年度は30名を募集。ほかにも総合進学コース「シグネットコース」も設置され、こちらは110名を募集。
同コースは、15年度に高校にて導入予定の「インターナショナルコース」に先立つもので、先進のプログラムで英語力に磨きをかけ、「日本のグローバル化をリードする女性」を中高一貫で育成することを目的としたプログラム。
グローバルコースでは、中3から高校での授業を先取り、ネイティブ指導による英語レッスン、英語での卒業論文などを実施していくとのこと。
インターナショナルコースでは、日本と海外両方の高校卒業資格が得られるほか(日本の大学で「帰国生入試」受験資格が得られる)、5週間のホームスティプログラムなどを予定。
「グローバル」A型入試に合格した成績優秀者には、入学金・施設費・授業料が全額となる「A特待生」、入学金・施設費・授業料が半額となる「B特待生」、入学金・施設費が免除となる「C特待生」枠も用意(いずれも10名程度)。
ちなみに、同学園高校卒業生の2割ほどは付属の文化学園大学、文化服装学院へ、8割は他大学などへ進学しているそう。
2012年度のおもな大学入試実績は、東洋(16名)、成蹊(13名)、立教、青山学院(各10名)、日本(9名)、法政、明治、東京女子(各7名)、中央、日本女子、清泉女子(各6名)となっています。
【文化学園大学杉並中学校・グローバルコース】
- 住所:東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
- 新設時期:2014年4月
- 募集人数:30名