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【EFSET】2時間のレベル判定試験が24時間無料で受験可能…TOEFL受験者は挑戦してみては?
TOEFLもIELTSも受験料が高過ぎ!?
海外大学に進学する場合、非英語圏からの学生は「TOEFL」もしくは「IELTS」によるスコアの提出が求められます。
でも、いざ「TOEFL」もしくは「IELTS」を受験するべく申し込みしようとしたら、「受験料、こんな高いんだ…」と驚いた人も少なくないのでは?
2015年10月現在、「TOEFL」の受験料は230ドル、「IELTS」の受験料は2万5380円。
そして、受験地も受験日も限定的、試験会場まで足を運ばなくてはならず、移動にかかるコストと時間も負担となっていますよね。
24時間無料で受験できる「EFSET」
そんななか、世界最大級の教育機関「EF Education First」は、2014年9月より標準英語テスト「EF Standard English Test」(EFSET)を公開。
「EFSET」は、高品質な標準英語テストを無料かつ手軽に受験できることを目指し、導入されました。
ウェブ上から、24時間いつでもオンラインで受験可能で、テスト内容の難易度をリアルタイムに個々の受験者の正誤解答パターンに適応させ出題するシステムを採用。
あらゆる習熟レベル全体で正確な判定が可能となるそうです。

試験タイプは3つあり、「EFSET」の試験時間は15分間、「EFSET Plus」は2時間、「EFSET Express」は超短時間のテスト。

結果は、EF等級(0~100)で評価され、国際標準であるヨーロッパ言語共通参照枠「CEFR」にも対応。成績は「LinkedIn」にも公開できるしくみとなっているのがユニークですよね。
このEFSET、2015年10月にはTOEFL、IELTSとの間に相関性を示す研究結果も公開されています。
主任研究員であったノースカロライナ大学の教授Richard M. Luecht氏によると「この研究レポートから、EFSETのスコア(リーディングやリスニング、すべてにおいて)が高い信頼性を持つことを確認できます」とのこと。
これはつまり、EFSETがTOEFL、IELTSと並ぶ標準英語テスト足りうる可能性を示唆しているということ。
北京大学やハーバード大学院の研究者たちも、言語研究のためにEFSETのデータを活用しはじめているそうですよ。
無料かつ試験時間も選べる試験なので、試しに受験してみては?
【EFSET】
- 主催:EF Education First
- 試験タイプ:EFSET、EFSET Plusは、EFSET Express
- 試験時間:EFSET/15分間、EFSET Plus/2時間、EFSET Express/短時間
- 受験方式:オンライン方式
- 受験料:無料
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