ネパールを英語で巡るプログラム
海外のリゾート地や人気の留学先もいいけれど、この夏はまだ見たことのない景色や人々に会いに行きたい。そんな人におすすめの、特別な体験が詰まった海外スタディープログラムを紹介します。
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「GLI晴海校」(東京・中央区)が、2019年8月16日(金)〜23日(金)の8日間に渡り実施する「海外スタディツアー2019」は、独自の文化や歴史はもちろん、美しい山々や湖など圧倒的な自然も体感できるネパールを訪ね、現地の学校を訪れて英語で交流したり、国立公園で野生動物に触れ合う体験が用意されています。

世界遺産の自然公園では象乗りにも挑戦!
対象となるのは小学生〜中学生(小1の子どもが参加する場合は、保護者の参加も可能)。
日本からは、GLIの校長であり、ネパール出身のブシャン先生と日本人スタッフが同行しますが、8日間英語オンリーで過ごすプログラムなので、英語でコミュニケーションが取れる程度の英語力が必要となります。
「ネパールでは英語がどのくらい使われているの?」と思われる人もいるかもしれませんが、英語教育は日本以上に進んでおり、私立校に通う子どもたちは英語で教科を学んでおり、公立校も英語の勉強に力を入れています。大学進学率は全体の6割くらいと高く、近年では海外留学を目指す若者も増えているそうですよ。
現地の3校を訪ねて生徒たちと交流
スタディツアーの前半では、首都・カトマンズ周辺にある博物館や学校を訪問。同世代の生徒たちと一緒に英語を使ったアクティビテイに参加し、ネパールの学校教育や世界の教育システムについても学びます。
- 1日目…成田発「大韓航空」で、韓国・仁川空港を経由し、夕方にネパール「トリブバン国際空港」到着。カトマンズのホテルへ移動
- 2日目…午前/現在は博物館として使われている「ナラヤンヒティ宮殿」を見学、午後はバネパ市内の中学校に移動し生徒と交流。その後、ドゥリケル市内のホテルへ移動
- 3日目…「カトマンドゥ大学付属小・中学校」、「Golden Siddhartha Academy」を訪問
- 4日目…ポカラへバスで移動
- 5日目…午前はサランコートの丘、ペワ湖を訪れ、ボートライディングに挑戦。午後はバスでチットワンへ。タル族による伝統的なダンスを鑑賞
- 6日目…午前は「チットワン国立公園」で象乗り体験や飼育センターを見学。昼食後、バスでカトマンズへ
- 7日目…「トリブバン国際空港」から出発
- 8日目…東京に到着
ネパールで訪れるのは、それぞれ教育システムの異なる下記の3校です。

ブシャン先生のお父さんが校長を務める、私立校「Golden Siddhartha Academy」
- Shree Swet Ganesh Lower secondary school…公立の中等教育校。学費は無料で、制服や教科書も国から支給される。数学、科学を英語で学ぶ。生徒数約120名
- Golden Siddhartha Academy…幼稚園から中学校まで英語で学べる私立校。生徒数は約500名。ブシャン先生のお父さんが校長を務めている
- Kathmandu University Higher Secondary School(KUHSS)…幼稚園から大学までがそろった人気の私立校。森のなかにあり、音楽、スポーツなどにも力を入れている。生徒数約1000名
世界遺産の公園で象乗り体験も
ツアーの後半では、カトマンズの西200キロに位置するネパール第2の都市「ポカラ」へバスで移動。主要観光地のひとつ「サランコートの丘 Sarangkot hill」でヒマラヤ山脈の日の出の景色を楽しみ、リゾート地「ペワ湖 Phewa lake」ではボートライディングに挑戦。午後はチトワン地区に向かい、夕刻はタル族の伝統的なダンスを鑑賞します。

人気のリゾート地「ペワ湖」。ネパールには美しい山々や湖がたくさんあります
翌日は、世界遺産にも登録されている自然保護公園「チトワン国立公園」で野生動物を見学し、エレファントサファリ(象乗り体験)や飼育センターで動物と触れ合います。
今回のツアーで滞在するのは、すべて3つ星以上のホテル(2名1室/ツイン)で、移動はすべてチャーターした専用観光バス。日中は英語を話す現地ガイドも同行するので、安全面にも配慮されています。
ツアーの前後も学びが満載!
さらに、このプログラムの魅力は、渡航前の事前準備レッスン、帰国後はツアーで学んだことの探究学習も含まれていること。
事前準備レッスンでは、GLI晴海校にて現地の学校の生徒とSkypeでコミュニケーションをとったり、ネパールで訪れる場所や文化について学びます。また、現地で英語で自己紹介したり、日本についての説明ができるようトレーニングを行います(90分×4回ほどを予定)。
帰国後は、ネパールで学んだことを英語でレポートにまとめ、GLI晴海校にて保護者に向けたプレゼンテーションも予定しているそうですよ。
参加を希望する人は、「GLI」晴海校公式サイトのフォームから問い合わせてくださいね。
【GLI ネパールスタディーツアー】
- 主催:GLI晴海校
- 日程:2019年8月16日(金)〜23日(金)8日間
- 対象:小学生~中学生、親子、家族(年齢制限なし)
- 定員:10名(最小人数6名)
- 参加費:約30~32万円(参加人数が決定後に決定) ※海外旅行保険、ビザ申請代金は含まれず
- 申込締切:6月15日(土)
英語で課題に挑戦するサマースクール
そして「GLI晴海校」では、この夏も英語でさまざまなアクティビティに挑戦する「GLIサマースクール2019」を7月〜8月にかけて3セッション開催。
対象は小学1年生〜6年生で、下記の日程で実施されます。
- セッション1…7月24日(水)〜27日(土)
- セッション2…8月5日(月)〜8日(木)
- セッション…8月22日(木)〜25日(日)
「英語で主体的に学んだことを、しっかり英語でアウトプットして伝えること」を目標に、テーマを設定した探究型アクティビティに取り組み、自分の考えをまとめ、プレゼンで表現するまでを学べる内容となっています。
各セッションは4日間となっており、それぞれのテーマ(乗り物、スポーツ、人と動物)について学びます。まずは基本的な知識を先生から教わり、単語カードを用いて英語での表現を学び、その後、それぞれの特徴などをリサーチし、それら知識をワークシートをまとめたり、クラフトや絵などで表現しながら、頭と手を動かしてより深く学んでいきます。
- セッション1…「乗り物」夢の乗り物、乗り物の種類(陸:車・トラック、空:飛行機・ヘリコプター、海:船・ボートなど)、クルマの進化や歴史、各国のバスの乗り方の違いなど
- セッション2…「スポーツ」来年に控えた東京オリンピックを見据えて、スポーツやオリンピックの歴史、室内or野外スポーツ、団体or個人競技について、国技(日本は相撲、カナダはアイスホッケーなど)、各競技の有名選手について学ぶ
- セッション3…「人と動物」いろいろな国の動物、野生動物と家畜動物について、動物の生息地、世界にいる面白い動物、人と動物はどのように相互に助けあっているか(人と動物の関係について学ぶ)
プレゼンでは、各チームに10~15分程度が与えられ、それぞれがまとめた内容を発表。英語があまり話せない子は、シンプルな英語で「伝えることの楽しさ」を体感できるよう個別発表するなど、ケースバイケースで対応するそうです。
申し込みは、「GLI」晴海校公式サイトの問い合わせフォームから受け付けていますよ。
【GLIサマースクール2019】
- 主催:GLI晴海校
- 日程:①2019年7月24日(水)〜27日(土)、②8月5日(月)〜8日(木)、③8月22日(木)〜25日(日) 9時〜16時まで ※16時〜17時までは500円にて延長預かり可能
- 会場:「GLI晴海校」(東京都中央区晴海2-1-40 晴海フロントビル208)
- 対象:小学生
- 定員:各セッション10名
- 参加費:1セッションにつき4万5000円 ※2つのセッションに参加する場合は8万8200円、3つの場合は12万9600円
- 申込締切:①7月12日(金)、②7月23日(火)、③8月10日(土)
◉提供:GLI晴海校