【グローバル教育相談室07】英語メインの中学を希望する小4息子の短期留学と勉強法について

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中学までにやっておくべきことは?

はじめまして。現在小学4年生の息子の進路についての相談です。

息子は現在、日常会話は英語・日本語ともに年相応にできますが、両方とも「書く」ことは弱いです。

そんな息子ですが、中学からは英語を主に学習する学校へ進学することを望んでいるようです。

インターへ通わせるほどの経済力はないので、英語の取り出し授業(集中授業)がある学校を考えています。

毎年、夏の数週間はカナダでサマースクールに通わせていますが、通常の学校での授業は経験したことがありません。

一度は経験させてみたいなぁと思っていますが、どのタイミングでの留学がいいのか、また今後の進路はどうしたらいいのかなど、漠然とした悩みが大きくなっています。

わかりにくい内容になってしまいましたが、アドバイスがいただけたらうれしいです。

まずは目標を見据えたプランニングを

留学のタイミングと、今後の進路についてですね。

まずは、留学のタイミングについて考えてみましょう。

現在小学4年生ですので、留学(短期)のタイミングとして下記の3つの時期が考えられると思います。

  1. 小6になるまえ
  2. 中2
  3. 高2

1の理由は、小6は中学への準備期間ですので、日本での進学を考えている場合は落ち着いて勉強できる環境を整えてあげるべきでしょう。

中学への進学を含め、自分の将来について考える最初の機会でもあるこの時期に、海外留学を経験をしていることで、将来の選択肢について自分の経験をもとに考えることもできます。

国際教育を視野に入れた進路を親子で考える際にも、子供の考えを反映した進路を決定できると思います。

2と3の理由は、中1と高1は、学校や学習に慣れたり、友だちを作るのに大切な時期であり、中3と高3は、進学を控え学習に力を注がなければならない時期ですので、消去法で中2と高2となります。

日常生活と学習で使う英語は、かなり異なるものです。

英語で学習することによって、英語の語彙の範囲が大幅に広がりますので、子供の状況に合わせた留学を検討することはいいことですね。

つぎに、今後の進路についてです。

将来の進路について考える場合、「教育デザイン」という考え方を軸にプランニングしていきます。

子供の夢や特性、親の希望、教育環境(経済的な許容範囲、地域で選択できる教育機関の種類やレベル、兄弟姉妹数などの家庭環境)などを考え合わせ、どの段階でいかなる選択をし、夢(目標、理想)につなげていくか、考えていくものです。

親子で、あるいは中高生の場合は自分で教育のプロセスをデザインしていきます。

教育をおこなう際に大切なことは、小さな失敗や想定外の出来事があったとしても、教育に対する根本的な考えはぶれることなく、目的に向かって一貫性をもっておこなわれることです。

これからの教育について不安に思ったら、まず上記の事項を書き出し、ブレインストーミングをおこないながら、子供の夢(子供が小さいときは親の夢かもしれませんね)への適切な道を探ることからはじめてください。

教育デザインを考えるのは早ければ早いほどいいのですが、途中子供たちを取り巻く状況や環境の変化は起こるので、その都度見直すことも忘れずに。

質問ではありませんが、両言語の「書き」について少しご心配があるようですね。

言語の4技能(読み、書き、話す、聞く)のなかで、「書き」が一番力をつけにくく、また遅れを取り戻すのにやっかいな技能なので、できるだけ早めにキャッチアップするといいですね。

日本語は、教科書を基準に学習を進めるといいと思いますが、英語は、もし単語のスペルなどに問題があるようなら「フォニックス」の学習をするといいかもしれません。

フォニックスは、発音と綴りの規則性をルール化したもので、英語圏の子供たちも「書き」の勉強をはじめるときにこの学習もおこないます。

このルールがしっかりと身についていると、はじめて見た単語もきちんと読めたりしますし、スペルミスもかなり少なくなります(発音と綴りの関係で例外もあるので注意が必要ですが)。

日本にいながらにして、小4レベルの日本語と英語の日常会話力を伸ばしてきたことはすばらしいことですね。

これからも、がんばっていきましょう!

回答者/崎田和紗子

10年前に渡豪後、現地にて日本人のための教育機関にて教育管理や学習指導に携わりながら、日本人親子の教育や精神面のサポートを行う。2013年に「国際教育支援研究所」を設立し、国際教育で生じる不安や悩みについて、保護者や子供たち、教師を対象としたサポートと親子の理想の教育を実現するためのプラン作成「教育デザイン」の指導を行っている。「崎田和紗子」の名は、6年前の誕生日に支援を受けたお礼にと子供たちからその名前の一字ずつを合わせて贈られたもの。「子供たちの未来のための仕事」という初心を忘れないために、仕事の大切なパートナーとして使用している。

 

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