グローカル教育 × 地方創生

【N高】離島の課題を中高大生の学びに応用…長崎県・五島市と「教育プログラム策定業務」締結

地域と連携し教育プログラムを開発

学校法人角川ドワンゴ学園 「N高等学校」は、長崎県・五島市と「全国の学生との交流を目的とした離島教育プログラム策定業務」を、2017年12月7日(木)に締結しました。

全国の離島では、人口減少や事業継承、交流人口の減少といった課題が山積していますが、五島市はその課題先進地域といえ、その特性や魅力的な観光資源や特産品を活用することで、全国の学生が参加できる「離島教育プログラム」を外部有識者とともに共同で企画開発していくとのこと。

「離島教育プログラム」内で活用していく五島市の特性

  • 11の有人島と52の無人島という自然環境
  • 潜伏キリシタンによる教会群などの観光資源
  • 日本トップクラスの生産量を誇る椿油などの産業や五島うどんなどの特産品
  • 国境離島地域ならではの人口減少や高齢化などの地域課題
遠浅で澄みきった海で知られる五島を代表するビーチ、「高浜海水浴場」。

N高では、2016年4月の開校当初より全国の地方自治体と連携し、職業体験プログラムやプロジェクト学習の開発・実施をしており、2016年度は15地域で実施したそうです。

離島の課題=日本が存続するための学び

今回の「離島教育プログラム」は、中高生、大学生を対象に、21世紀をよりよく生きていくうえで重要な他者と協同するスキル、創造的思考や論理的思考のスキルを身につけられるプログラムを目指し、五島の特性を活用したワークショップや現地を訪れるスタディツアー、長期滞在するインターンシッププログラムなどで構成される予定。

離島教育プログラムの構成要素(予定)

  • ワークショップ型プログラム…全国どこでも実施でき、教育効果の見込めるワークショップ型のプログラム
  • スタディツアー型プログラム…五島を訪れ、現地の課題や産業、観光資源の体験や、五島市民との交流をしながら21世紀型ライフスキルを学べるスタディツアー
  • インターンシップ型プログラム…数週間五島に滞在しながら、島の産業での職業体験や地域課題の解決に取り組むことで、参加者の成長を促す離島インターンシッププログラム
五島列島福江島の西端、大瀬崎の断崖に建てられた「大瀬崎灯台」は、日本屈指の光達距離を誇っているそう。

プログラムの実施にあたっては、当初はN高の生徒を中心に参加を呼びかけ、その後、参加者の学生や外部有識者、五島市からのフィードバックをもとにプログラムの改善を図り、N高に所属していない他の中高生、大学生の参加へと拡充する予定とのことです。

2017年4月に「有人国境離島法」が施行されるなど、国境に接する離島に人が継続して居住し続けるための方策はいまや待ったなしの状況です。

N高だからこそ可能となる斬新な手法で、日本が抱える課題を学びとリンクさせ、これからの日本を生きる若者たちに直にアプローチするプログラムとなることを願いつつ、今後の動向にも注目していきたいですね。


【全国の学生との交流を目的とした離島教育プログラム策定業務】

  • 締結日:2017年12月7日(木)

 

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