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大学入試での影響力が気になるところ
「ベネッセコーポレーション」(岡山市)は、2014年8月より英語4技能検定試験「GTEC CBT」(Global Test of English Communication Computer Based Testing)を実施開始します。
この「GTEC CBT」は、98年より実施されている年間62万人が受検する中高生向け英語運用力測定テスト「GTEC for STUDENTS」(GTECfS)をベースに、大学入学試験に採用されることを前提に開発。

「GTEC」テスト3種のすみわけ。 ベネッセの「GTEC CBT」リリースより。
第1回目の試験は、14年8月2日(土)を全国47都道府県の公開会場で実施。個人受検となり、14年度は1度のみの実施予定となっています。
GTECfSがマークシート方式+自由記述形式を採用しているのに対し、「GTEC CBT」は、4技能をすべてコンピュータにより解答する方式。
問題数や試験時間は、リスニング(40問、約30分)、リーディング(40問、約55分)、スピーキング(7問、約15分)、ライティング(6問、約35分)。配点はそれぞれ350点満点で、合計1400点満点。
出題される内容は、学習指導要領が求める語彙や表現に加え、さらにその範囲を超えるアカデミックな要素も含めて、大学生が授業や学生生活のなかで英語を使う場面を想定した内容とのこと。
ライティングでは、リスニングした内容の要約を通じて情報を取捨選択し論理的にまとめる能力まで測定。スピーキングとあわせ、日本国外在住の英語話者が採点を行います。
また、異なる回を受検してもスコアの比較ができるような統計処理を行ってスコアを算出するとのこと。
申し込み方法などの詳細は、4月1日にオープンする公式ホームページにて告知される予定です。
【GTEC CBT(Global Test of English Communication Computer Based Testing)】
- 主催:ベネッセコーポレーション
- 実施日時:2014年8月2日(土)
- 実施会場:47都道府県の公開会場
- 受検料:9720円(税込)