国内外の学生が高校生をサポート
「H-LAB」は、2014年8月15日(金)〜23日(土)に実施する、高校生を対象としたサマースクール「H-LAB TOKYO」への参加者を募集しています。
「H-LAB」は、ハーバード大学公認の学生団体「HCJI」(Harvard College Japan Initiative)と、日本人大学生による任意団体「LAB」(Liberal Arts beyond Borders)が結成した「H-LAB実行委員会」が運営。
「ボーダーを越えたリベラル・アーツ」をコンセプトに、国境や世代を越えた交流による進路指導の新しい形を提唱する、教育・国際交流プログラムを提供しています。
H-LABの提唱する「リベラル・アーツ」とは、「個々が自身と向き合い、関心を探し、将来を主体的に選択するための最大限のサポートを行えるシステム」のこと。
日本の高校生は、学校や世代をはじめとするボーダーに囲まれていますが、H-LABはそのボーダーを取り去り、普段出会えない人や考え方に触れ、将来を考えるきっかけを提供していきたいとしています。
H-LABは、11年の東京を皮切りに、13年に長野県小布施町、14年は徳島県も加わり、毎夏サマースクールを開催しています。
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東京で募集しているのは、高校生80名。
ハーバード生20名、海外大学や国内の大学に通う日本人学生40名も参加し、高校生をサポートします。
応募資格は下記のとおり。
- 14年5月の時点で、日本・海外の高等学校、高等専門学校、インターナショナルスクールに在籍する高校生であること
- 8泊9日の合宿に全日程参加可能であり、参加にあたり保護者の同意を得られること
- 期間中、事前、事後活動に責任をとって取り組めること
プログラムは、Seminar(セミナー)、Forum(フォーラム)、Workshop(ワークショップ)、Free Interaction(フリーインタラクション)の4つの要素から構成。
- Seminar…ハーバード大学生によるセミナーとなり、約25講座から4つ選択可能。理系・文系に留まらないリベラルアーツの根幹となるプログラム
- Forum…幅広い分野で国内外で活躍している人を招いての講演やパネルディスカッション。高校生がさまざまなキャリアを知るきっかけに
- Workshop…自己を見直したり、創造性を発揮したりするために行われるアウトプットの場。独創的な自己紹介などによって参加者の緊張をほぐすアイスブレイキングワークショップや自己分析ワークショップ、ムービー作成ワークショップなど
- Free Interaction…ボーダーを越えた交流を通して自己の興味を広げることを目的に、幅広いバックグラウンドを持つ社会人を招いて、社会人、大学生、高校生が同じ目線で語り合える場を用意

プログラムでは日本語と英語を使用しますが、必要に応じてバイリンガルの大学生によるサポートがあるので、英語力は不問。
小布施もしくは徳島との併願や、過去に東京や小布施に参加した人の参加は基本的に受け付けていないとのこと。
応募方法は、応募書類を「H-LAB TOKYO」のサイトよりダウンロードし、必要事項を記入してメールにて提出。
締切は2次まで設けられており、1次(5月25日締切)に応募したなかで極めて優秀な生徒5名を上限に「合格」とし、それ以外の生徒は「保留」に。
2次応募締切(6月8日)後に、あわせて再度審査の対象となるそう。
選考結果は、1次は6月6日(金)までに、2次は7月1日(火)までにメールにて通知があるとのことです。
【H-LAB TOKYO 2014】
- 主催:H-LAB Tokyo
- 日程:2014年8月15日(金)〜23日(土)
- 場所:「鳳明館」(東京都文京区本郷6-23-5)
- 募集人数:80名
- 参加費:8万円(食費・宿泊費などすべて含む)
- 募集締切:第1次締切/5月25日(日)、第2次締切/6月8日(日)
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