大学

【法政大学】今後10年で達成目指す…全学で取り組む「グローバルポリシー」4つの目標とは?

地球社会に貢献する大学を目指す

「法政大学」(東京・千代田区)は、今後10年間かけて「持続可能で平和な地球社会の構築に貢献する大学」を目指すための「グローバルポリシー」を制定しました(2014年7月9日)。

2023年までに、「世界に開かれた大学」、「市民に開かれた大学」、「多様な知に開かれた大学」を基本理念に据えた内容で、下記の4つの目標を達成するものとなります。

  1. 世界のどこでも生き抜く力をもったグローバル人材の育成
  2. 留学生の受入れと派遣の拡大によるキャンパスのグローバル化の実現
  3. 教育・研究体制の高度化・グローバル化の推進
  4. 卒業生、高校など社会との様々なグローバルネットワークの構築

これらの目標を達成するための25のプロジェクトも掲げ(「グローバル化プロジェクト25」)、総長を本部長とする「グローバル戦略本部」を設置。全学が一体となって、グローバル化を推進していくとのことです。

文科省「グローバル人材育成支援事業」採択事業「Go Global Hosei」。
文科省「グローバル人材育成支援事業」採択事業「Go Global Hosei」。

下記は、各目標に対して設定した25のプロジェクトとなります。

今後10年間で大きな変化を遂げることになりそうな法政大学。大学選びの際に参考にしてみては?

【目標1】世界のどこでも生き抜く力をもったグローバル人材の育成

1)外国語による授業の増加…外国語による授業科目の割合を全学で10%にするとともに、海外大学との同時遠隔授業、日本語と英語のバイリンガルゼミなど授業全体のグローバル化を推進。また、外国語による科目の一部は「グローバル・オープン科目群」として全学に展開

2)英語のみで卒業できるコースの充実…グローバル教養学部に加え、学部3コースと大学院3コースを新設

3)サステイナブル社会のための科目群の設置…15学部の学際性と総合性を活かし、持続可能で平和な地球社会の構築に関連する幅広い分野の科目を「サステイナブル社会のための科目群」として全学に展開

4)「課題解決型フィールドワーク」の設置…外国人留学生が日本人学生とともに世界各地のフィールドに出て、日本が直面する課題について学ぶプログラムを設置

5)高度な語学運用力の育成…全学部において習熟度別の少人数クラスを発展させる。英語強化プログラム(ERP)や英語による専門科目、関連科目を充実させることにより、全学部学生が「CEFR(セファール)」B1(TOEFL(R)ITP500相当)レベルを目指す

6)国際ボランティア・インターンシップの拡充…グローバル人材育成推進事業での実績を踏まえ、国際ボランティア・インターンシップを拡充

7)社会人の学びなおしの推進…企業・NPO・国際機関との共同企画、海外企業の外国人を対象とした短期集中講座を実施

【目標2】留学生の受入れと派遣の拡大によるキャンパスのグローバル化の実現

8)海外留学制度の拡充…派遣留学制度、スタディ・アブロード(SA)制度を拡充し、単位修得を伴う留学を増加させる

9)海外協定校を250校に拡大…海外協定校を現在の130大学・機関から250校に拡大

10)海外オフィスの拡充(6拠点の整備)…中国、台湾につづき、インドネシア、タイ、ベトナム、韓国に海外事務所を展開

11)外国人留学生3000名の実現…入試制度の多様化、英語による学位コースの新設等により在留資格「留学」の留学生を2000名に、短期実践日本語研修・文化体験やフィールド体験学習プログラムの充実等により在留資格「留学」以外の留学生を1000名にする

12)外国人留学生の受入れ機能強化…奨学金の充実、留学生の文化・宗教的背景に配慮した対応の整備、高度グローバル人材キャリアアドバイザーによる就職支援、日本語教育の充実など支援体制を強化

13)国際学生寮等の整備…国際学生寮(混住型宿舎)、短期研修専用の教育施設を整備

14)グローバル化に対応した入試制度の改革…国際バカロレアを活用した入試、英語外部試験利用入試、グローバル体験を重視した入試などを導入

【目標3】教育・研究体制の高度化・グローバル化の推進

15)先進的研究拠点の整備…日本の歴史、環境、文化などの研究拠点として、文献や研究資料におけるアーカイブ機能を強化し、電子化を進めて公開し、国際共同研究ができる研究基盤の整備・拡充を進める

16)文理融合サステイナビリティ研究の推進…文理融合型の「サステイナビリティ研究」を核にして世界水準の研究成果を発信

17)国際的通用性のある教学システムの構築…グローバル化に対応した学事暦、科目ナンバリング制度を導入。また、シラバスの英語化を推進。ビジネススクールにおいては国際的認証AACSBを取得する

18)教員の国際化の推進…日本人教員の国際的プレゼンスを向上させるとともに、外国籍教員、外国での学位取得者、外国での教育研究歴1年以上の教員の割合を60%にする

19)事務職員の国際化の推進…海外研修制度の充実等により、英語、中国語、朝鮮語を中心とした外国語力基準を満たす職員の割合を50%とする

20)グローバル化に対応したIR機能の強化…教育研究の質向上を推進するため、IR(Institutional Research)機能を強化

【目標4】卒業生、高校など社会との様々なグローバルネットワークの構築

21)学生協働のグローバル展開…日本人学生による留学生サポートの充実に加え、国内外国人学校生徒や在外日本人学校生徒のサポートなどを行う

22)大学スポーツを通じた国際交流の推進…「2020 東京オリンピック・パラリンピック」の開催に際しては、パラリンピック(プレ大会等を含む)等のサポートにより、多方面からこの国家的事業を支援

23)国内外の110の高校との連携…地球社会の持続可能性に関心をもちグローバル化を推進する国内高校(100校)、アジアの高校(10校)と連携

24)付属高校との連携強化…プレカレッジ・プログラム(大学との接続期間を利用したグローバルリーダー育成プログラム)の実施など付属高校との連携をさらに強化

25)卒業生グローバルネットワークの構築…世界各地での「HOSEI MEETING」の開催を通じて、卒業生海外拠点20か所を整備。また、世界で活躍する卒業生1000人のキャリアヒストリーを蓄積・公開


【法政大学グローバルポリシー】

  • 総長:田中優子氏
  • 大学本部:東京都千代田区富士見2-17-1
  • 制定日:2014年7月9日
  • 実施期間:2023年までの10年間

最新情報をFacebookにて
いちはやくお届け!


Globaledu on Weekends

Globaleduで紹介した記事を、その週末の土曜朝にメールマガジンにまとめてお届けします。家族が集まる週末は、未来の学びについて考えるチャンス。プランニングのヒントとして活用してくださいね!

Thank you for subscribing.

Something went wrong.

Tags
Close
X