グローバルなマインドとスキルを育むプログラム
「茨城県」は、「2020年度次世代グローバルリーダー育成プログラム」3期生に参加する中学生・高校生40名を、2020年5月15日(金)まで募集しています。
「次世代グローバルリーダー育成プログラム Next Generation Global Leader Program」(NGGL)は、世界に通用するグローバルリーダーの育成を目指し、茨城県が2018年度から実施しているプログラム。
県内の中学・高校に通う中学1年生〜高校2年生を対象に、2年間をかけてさまざまな学びと体験を提供しています。
みっちり20ヵ月間、英語と世界を学ぶ
2020年度は、20年6月〜21年3月の10ヵ月に渡り研修を実施(2年間で計20ヵ月)。
世界に通用する思考力やプレゼン力などのスキル習得のための1日研修を年間5回、海外大生と学ぶ3日間集中研修のほか、オンライン形式で毎日25分間のマンツーマン英会話レッスン、週1回2時間のグループ英語レッスンを通じて、総合的に生徒の力を伸ばしていくカリキュラムとなっています。
- オンライングループ英語レッスン(週1回2時間、英語力によっては90分)…TOEFL対策教材を使用したネイティブ講師による英語による授業を実施
- オンラインマンツーマン英会話レッスン(毎日25分)…フィリピン人講師とスピーキングに特化したレッスンを行い、グループレッスンで学んだことを自分の言葉で表現する力を養う
- スキル習得のための研修(年5回程度)…ワークショップスタイルで、自分のいるコミュニティ(茨城)、世界と日本などのテーマを仲間と一緒に考え、表現するなかで、論理的思考力やプレゼン力・ディベート力・ディスカッション力を培う
- 集中研修(3日間)…県外施設で、海外大に通っている先輩との交流や模擬国連会議などを行う
2年目の研修では、合同プログラムのほか、個別に力を伸ばすためのプログラムにも力を入れているそうです。
グローバルな視点と希望につながる未来を手に入れよう
このNGGLの大きな魅力は、2年間をかけてアカデミックな英語の基礎を学び、着実な英語力を身につけ、コミュニケーションスキルを磨くことができること。

ひたむきにディベート力や自分の考えを伝えるスキルを鍛え上げていくことで、世の中には多様な意見があることを知り、言語や文化の壁を超えて相手を誠実に理解することの大切さを学ぶ
受講生はさらに、ここで得たスキルや協調性、グローバルな視点を武器にさまざまなコンテストやプログラムにも挑戦。
1期生は、米国・イェール大学で開催された「World Scholar’s Cup」決勝大会でゴールド/シルバーメダルを獲得したほか、「模擬G20上海サミット」では日本代表として出場するなど、活動の場を世界に広げています。また、プログラム期間中に、起業した受講生もいます。
そして、最大の収穫といえるのが、日々のレッスンや研修を通して、志を同じくする仲間たちとの出会い。勉強や進路について語り合う時間は大きな励みになり、NGGLで積み上げた経験は大学受験(とくに推薦やAO)にも有利に働いているそうです。
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参加を希望する人は、「茨城県教育委員会」公式サイトからエントリーシートをダウンロードして、必要事項を記入して茨城県教育委員会まで郵送。さらに英語テストを受験し、5月中旬の書類選考を経て参加の可否が決まるそうです。
5月3日(日)にはオンライン説明会も開催されるので、気になる人はまずは参加してみては?(5月8日追記:オンライン説明会は、下の動画で視聴できます)
応募に関する詳細は、「茨城県教育委員会」公式サイトで確認してください。
【茨城県・次世代グローバルリーダー育成プログラム2020】
- 主催:茨城県
- 日程:2020年6月〜21年3月
- 対象:中学1年生〜高校2年生(茨城県の中学・高校に通う生徒)
- 募集人数:40名
- 参加費:月額5000円
- 応募締切:5月15日(金)