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【なるほど国際バカロレア02】英語圏における「グローバル社会で活躍できる」子供の育て方

子供の能力を伸ばす取り組み

Gifted Child

Gifted Childの定義づけは国や考え方によって異なりますが、基本的には、先天的に高い能力をもった子供たちをそのように呼び、その子供たちの能力を引き出し伸ばす教育を施そうという考えです。

欧米、カナダ、オーストラリアなどで実施されており、小学生の早い段階で試験を行い、特別クラスへの参加を促したり、そのような子供たちのクラスを編成するなど、その支援に国や学校も力を注いでいるようです。

最近、14歳でカナダの名門大学5校に合格した日本人少年は日本でも話題となりましたが、彼もカナダにおいて9歳でGifted Childに認定され、特別授業を受けました。

Ignite Program

これは、オーストラリアの一部の州などで行われているものですが、高校入学の際(日本の中学2年生にあたる)希望者に行われる選抜試験。

さまざまな側面から試験を行い、総合計の上位者が合格とされます。

さらに、試験後の面接でもその子が行ってきた活動や受賞歴なども確認され、知識だけでなくタレント性(特化した個性)も見られる場合もあります。

この生徒たちのなかでも、全体的にバランスよく優秀な生徒は飛び級が許され、英語あるいは数学に特化した生徒はその強化に重点を置いた指導がなされるなどの取り組みが行われます。

外国語教育

日本での外国語教育は英語に偏りがちですが、海外、とくに英語圏では当然様子は違ってきます。

たとえば、多文化国家であるオーストラリアにおいては、小学生のころから外国語の学習の機会が設けられていて、学校ごとに指導する言語も異なりますし、希望すれば放課後に低料金でさまざまな言語を学ぶことができます。

これは、「グローバル教育」からくる考え方というより、言語は文化であり、その言語を学ぶことで多文化を理解するという「国際理解」や「他文化尊重」の考え方による教育といったほうがいいかもしれません。

コンペティションやスカラシップ

子供たちの能力を引き出すために、州や企業などがさまざまなコンペティションを行うのと同時に、教育機関外の組織からのスカラシップ(返済不要の奨学金)なども多く提供されています。

また、授業料が高額な私立学校においても、小学生の段階から希望者にスカラシップ試験を実施し、成績により授業料の全額免除や半額免除を行うなど、子供の能力を育成するための取り組みが行われています。

このように、社会や教育現場が子供たちの能力を引き出し伸ばす環境を整えることで、さまざまなチャレンジや付加価値をつける機会を与えています。

「平等な教育」に重点を置いてきた日本では、個の特性を伸ばす教育にはなかなか手をつけませんでしたが、最近やっと「スーパーサイエンスハイスクール」などの取り組みも行われるようになりましたね。

国際バカロレアについても、個の能力を伸ばすための教育環境構築への取り組みと捉えると、また違ったものが見えてくるかもしれません。

次回は、海外で「国際バカロレア」を学んでいる子供たちについて紹介していきます。

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