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海外大学進学者を幅広く支援
「独立行政法人日本学生支援機構」は、「2020年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」への応募を、2019年9月20日(金)~11月11日(月)の期間で受け付けます。
支援期間は原則4年間ですが、学部入学前に留学生全員が大学入学準備コースを修了する必要がある大学へ留学する場合は、当該コースの年数も含めて支援。学部・修士一貫課程については、学士の学位取得にかかる期間のみ支援するそうです。
対象となるのは、2020年度に海外大学に留学予定の高校3年生に該当する人、卒業3年以内の人など。採用予定人数は未定ですが、2017年度は33名、18年度と19年度は各45名が採用されました。
対象となる留学は、2020年4月1日〜21年3月31日に開始される留学で、下記のような分野や大学が対象となります。
- 対象分野…学士の学位取得が可能な分野(芸術の実技分野を除く)
- 対象国(地域)…学位取得が可能な大学が所在する諸外国(地域)
- 留学先大学…学士号が取得できる諸外国(地域)の大学
応募条件や支給額、採用スケジュールなど
対象となるのは、日本国籍を有する人または日本への永住が許可されている人(特別永住者を含む)で、日本の高校等を2019年度に卒業し、高校等から推薦状を取得できる人。
また、応募締め切り日から過去2年以内に受検した語学試験のスコアが、英語ではTOEFL iBT80点またはIELTS 6.0以上であること。家庭の所得が原則2000万円以下であることなど(詳しくは要綱で確認を)。
月々支給されるのは、下記のような金額となります。
- 11万8000円…アビジャン、アブダビ、クウェ-ト、サンフランシスコ、シンガポール、ジッダ、ジュネーブ、ニューヨーク、パリ、モスクワ、リヤド、ロサンゼルス、ロンドン、ワシントン
- 8万8000円…北米、欧州、中近東(一部都市を除く)
- 7万4000円…ウェリントン、クアラルンプール、サンクトペテルブルク、シドニー、ジャカルタ、ソウル、ソフィア、タシケント、バンコク、プラハ、ブダペスト、マニラ、メルボルン、ヤンゴンなど
- 5万9000円…カイロ、ケープタウン、サンパウロ、上海、台北、ナイロビ、ブエノスアイレス、北京、メキシコシティー、リオデジャネイロ、リマなど
さらに、上記の奨学金とは別に授業料は1万ドル相当までは実費額を支給し、1万ドル相当を超える場合は250万円を上限に追加支援される可能性もあるそうです(他の奨学金等との併給可能)。
応募方法は、日本学生支援機構のオンラインシステムから事前登録を済ませ、応募書類に必要事項を記入のうえ、調査書・推薦書・語学テストの証明書・卒業見込証明書などとともに提出。
書面審査(1次審査)の結果は2020年1月上旬をめどにオンラインシステム上にて通知され、通過した人は1月25日(土)もしくは26日(日)に東京で実施される面接に進みます。採否通知は、3月上旬に通知される予定です。
くわしくは、日本学生支援機構「2020年度海外留学支援制度(学部学位取得型)」ページで確認してください。
【2020年度海外留学支援制度(学部学位取得型)】
- 主催:独立行政法人日本学生支援機構
- 対象:2019年度に高校などを卒業・修了する人、応募締切日までに高校などを卒業後3年以内の人
支援予定人数:未定 - 事前登録期間:2019年9月19日(木)~11月7日(木)12時
- 応募期間:9月20日(金)~11月11日(月)13時