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宇宙の油井さんとリアルタイム交信
「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)は、2015年6月ごろから「国際宇宙ステーション」(ISS)に長期滞在する、油井亀美也(ゆい・きみや)宇宙飛行士との交信イベントを希望する団体を、15年2月16日(月)まで募集しています。

「ソユーズ宇宙船」のロールアウトを見学する油井宇宙飛行士。「JAXA」より提供。
油井亀美也さんは、09年2月にJAXA第31期宇宙飛行士訓練生に選抜。12年10月にISS第44次/第45次長期滞在員に任命され、15年6月ごろに「ソユーズ宇宙船」で打ち上げられ、6ヵ月程度滞在する予定です。
今回の交信イベントは15年6月ごろ~11月ごろに予定されており、募集するのは3~5件程度の企画。ISSとの交信時間は、1件につき10分~20分程度となる予定。

交信イベントの通信イメージ(JAXAサイトより)。NASAが配信する「NASAテレビ」の映像を利用し、リアルタイムでISSの油井飛行士と交信を行います。
応募条件や選考基準など
応募条件は下記のとおり。
- 日本国内を拠点に活動する団体であること
- 公共性の高い内容であること
- 公序良俗に反しない内容であること
- 商業目的、広告宣伝目的、また特定の個人や団体等の支持・支援者の勧誘につながる内容ではないこと
- 企業等がCSR活動の一環として実施するとき又は企業等をスポンサーにした上で実施するときにおいては、ライブ交信中に宇宙飛行士との交信映像及び画像等と共に企業名等を表示しないこと
- ISSへの持込品を伴わず、事前準備のために宇宙飛行士の時間を要することなく実施できる内容であること
- ISS運用状況によってスケジュールが流動的なため、突然のスケジュール変更に対応可能であること
- NASAテレビで放映された映像の、他組織による使用に同意すること
- ISSはグリニッジ標準時を基準としているため、原則として日本時間平日20時ごろから22時までの間の交信に対応できること
- 交信に係る経費交信に係るNASAとの調整、交信の際の日英通訳2名および日英併記台本作成等および企画運営に係るJAXA職員の旅費等を負担できること
- 実施後、集客数やメディア露出等実施内容をまとめた実績報告書を提出すること
- 企画の内容等について、説明やプレゼンを求められた場合応じられること
- その他 機構の要求に柔軟に対応できること
評価基準は、宇宙でしかできない、宇宙だからできる内容が盛り込まれていること、また宇宙を身近に感じ宇宙への興味・関心をもてる内容であることを前提に、下記のいずれかの内容を含むもの。
- 宇宙利用の促進を啓発する内容
- 宇宙探査を推奨する内容
- 日本の技術力の高さとともに国際的な信頼性をアピールする内容
- 宇宙開発への理解増進
応募方法は、JAXA公式サイトより「申込書」をダウンロードし、企画書(様式自由)とともにJAXA広報部「油井宇宙飛行士 交信イベント募集」担当までメールで送付。
選定結果は、3月上旬から中旬ごろに発表されるそうです。
詳細は、「JAXA」公式サイトで確認を。
【油井宇宙飛行士・交信イベント募集】
- 主催:宇宙航空研究開発機構
- 実施時期:2015年6月ごろ~11月ごろ
- 募集件数:3~5件程度(ISSとの交信時間は、1件につき10分~20分程度)
- 募集締切:2015年2月16日(月)