世界の医療を担える人材を育成
「慶應義塾大学」は、15~18才を対象としたプログラム「医学・医療の学際的修学、半学半教」受講生40名を、2021年8月6日(金)まで募集しています。
このプログラムは、科学技術振興機構「グローバルサイエンスキャンパス」事業として実施されるもので、2035年に超高齢化社会を迎える日本において、医学・医療に対しますます大きな役割が求められる状況を踏まえ、医学・薬学・理工学やそれら融合分野の研究を通じ、世界を牽引しうる人材を育成することが目的。
対象となるのは、全国の高校や各種学校に在籍する15~18才で、2022年3月まで当プログラムの活動に継続して参加できることが条件。
高校教諭推薦、自己推薦を問わず、志望者は「慶應義塾大学医学部化学教室」公式サイトのプログラム参加応募用紙に必要事項を記入し、メール、郵送またはファックスにて提出。
応募用紙では、研究グループとオリンピックグループいずれかの希望コースを選択し、興味のある研究内容や目指したい国際大会名を記入。さらに、TOEFLやTOEICなど英語能力試験のスコアと、高校での研究内容や受賞実績などの記入します(英語スコアによる応募制限が設けられてはいない)。
さらに、「これからの社会における科学の役割」というテーマで600字~800字の小論文を提出。小論文に加え、面接も何らかの形で実施され、一次選抜者40名が決定します。
一次選抜者はキックオフミーティングに参加し、当プログラムにおける活動をスタート。
具体的には
- 生命科学全般に関する基礎講義・講演
- 基礎実験教室
- 英語論文勉強会
- プレゼンテーション指導
- シミュレーションラボ体験
といった内容に取り組んでいきます。
そして、一次選抜者40名から二次選抜者15名をピックアップし、慶應義塾大学医・薬・理工学部などの実際の研究室で個人研究にあたり、国際学会での発表や論文投稿を目指します。
オリンピック班3名に対しては、各種国際大会出場を目指した学習指導を実施し、2021年秋にはスウェーデンカロリンスカ医科大学やイスラエルでの海外研修への参加機会があるそうです。
【医学・医療の学際的修学、半学半教】
- 主催:慶應義塾大学
期間:2021年5月~2022年3月 - 場所:慶應義塾大学医学部化学教室、同大学医学部、薬学部、理工学部ほか
- 対象:高校・各種学校等に在籍する15~18才
- 募集人数:40名
- 参加費:無料
- 応募期間:2021年4月1日(木)~8月6日(金)