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両手のなかにリアルタイムの地球
NPO「キッズデザイン協議会」は、今年で7回を迎える「キッズデザイン賞」の優秀作品賞を選出しました、
「キッズデザイン賞」は、おもに「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の3分野で作品を募集。
2013年7月の最終審査を経て、最優秀賞・優秀賞・奨励賞・特別賞の上位賞計34点を決定しました。
最優秀賞となる「内閣総理大臣賞」に選ばれたのは、「子どもの未来デザイン感性・創造性部門」の「触れる地球」(中型普及版、JVCケンウッド/NPO法人 Earth Literacy Program)。
「触れる地球」は、京都造形芸術大学教授でNPO法人「Earth Literacy Program」代表の竹村真一氏と(株)GKテックの岩政隆一氏が中心となって開発した、インタラクティブなデジタル地球儀。
地球儀表面に内側から映像を投影し、地球儀を手で回すとセンサーが感知して動きを映像再現。実際に丸い地球を回しているような操作感が得られます。
2013年4月に東京・六本木で開催された「触れる地球展2013」で展示した作品を、「JVCケンウッド」が直径80センチの普及版として8月に販売予定とのこと。
目のまえの球体に、リアルタイムの気象情報や地震・津波、渡り鳥の地球移動情報などが鮮明に映し出されたら、誰もが新鮮な驚きと感動をおぼえるはず。
子どもたちにグローバル時代の気づきと学びを与える、画期的な情報リテラシーツールである点が高く評価されています。