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基地内の高校と交換留学で交流
日本にいながらにして留学ができるんです、しかもアメリカの高校に。
なんだかどこかで聞いたことのあるフレーズだなぁ…と思った人もいるかもしれませんが、今回の試みは自治体が主導する、ちょっと新しい学びのスタイルです。
横須賀市の高校生が、米海軍基地内にあるハイスクールに短期留学する制度が、2015年春よりスタート。
対象となるのは「市立横須賀総合高校」の生徒20名で、米海軍横須賀基地にある「キニック・ハイスクール Nile C. Kinnick High School」へ留学する予定となっています。
「英語が学べるまち」づくりの一環
横須賀総合高校は、横須賀市で唯一の市立高校で、03年に横須賀、商業、工業の3市立高校を統合して開校。
留学生は、英語力が英検3級以上、TOEIC350~400点程度であることが条件。留学期間は、15年3月19日(木)~4月2日(木)、5月4日(月)~6日(水)の平日の14日間を予定しています。
そして、キニック・ハイスクールの生徒10~20名もまた、5月11日(月)~15日(金)の5日間にわたり横須賀総合高校へ留学。
それぞれの学校で、留学生は案内役の学生(バディ)と終日行動をともにし、通常の授業を受け、生徒同士の交流を深める予定とのことです。
今回の留学は、横須賀市が「英語が学べるまち」づくりの施策の一環として実施するものですが、同市では15年度より「基地内米大学留学」もスタート。
このような国際的な資源を最大限に活かした試み、今後もさまざまな自治体で広がっていくといいですね。
【横須賀総合高校×キニック・ハイスクール短期交換留学】
- 主催:横須賀市
- 留学先:横須賀総合高校、キニック・ハイスクール
- 期間:キニックハイスクール/3月19日(木)~4月2日(木)、5月4日(月)~6日(水)の平日、横須賀総合高校/5月11日(月)~15日(金)
- 対象:英語力が英検3級以上、TOEIC350~400点程度(横須賀総合高校の場合)
- 人数:横須賀総合高校/20名、キニックハイスクール/10~20名