いまこそ学ぼう、気候変動のしくみ
誠文堂新光社(東京・文京区)が発行する小中学生向けの科学誌「子供の科学」は、無料オンライン講演会「最新科学が答える!気候変動で地球はこれからどうなるの?」参加者を、2021年11月28日(日)まで募集しています。

「子供の科学」は、毎月10日発売の小学校3年生から中学生を対象とした本格的な科学雑誌。
近年、世界各地で大洪水や熱波、山火事、干ばつなどの現象がたびたび起こり、地球環境や人間の暮らしに深刻な影響や被害が出ています。
今年8月に発表された、国連気候変動に関する政府間パネル「IPCC第6次評価報告書」でも、人間の活動が地球を温暖化させてきたことは「疑う余地がない」とはじめて断定され、2021年ノーベル物理学賞は、地球温暖化を予測する気候モデルの基礎を築いた真鍋淑郎先生が受賞し、「気候変動」はますます注目が集まる研究分野です。
「子供の科学」2021年11月号でも、「脱炭素はナゼ必要? 今すぐ知りたい!! 気候変動」をテーマに、世界の最重要課題である「気候変動」を特集。今回のオンライン講演会の講師をつとめるのは、この号で取材協力している東京大学大気海洋研究所教授・渡部雅浩さん。
講演会では、渡部先生が取り組む気候変動のメカニズムを解き明かす研究の基礎となっている、ノーベル賞受賞者・真鍋先生の最初期の研究について解説。「そもそも気候変動ってどうして起こるの?」「地球は今どうなっていて、これからどうなってしまうの?」「地球温暖化や異常気象から地球をどうやって守ったらいいの?」といった、子どもたちからの疑問に最新科学で、答えてもらえるそう。
また、地球温暖化対策の研究に携わってみたいという人には、どんな勉強をするといいか、地球を守るためにこれから求められる研究課題など、将来に向けたアドバイスももらえるそうです。
参加を希望する人は、「コカネット」(「子どもの科学」のウェブサイト)への無料登録が必要です。
【最新科学が答える!気候変動で地球はこれからどうなるの?】
- 主催:誠文堂新光社
- 開催日:2021年12月5日(日)14時~15時30分
- 場所:オンライン(Zoomウェビナー)
- 対象:小中学生 ※高校生以上も参加可能で、家族で一緒に見ることも可能
- 定員:500名
- 参加:無料
- 申込締切:11月28日(日)