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STEMの入門教材が販売開始
このところ、幼児期からの「プログラミング」や「STEM(ステム)」といった理数系教育への取り組みが注目されていますが、今回は自宅で遊べる、米国発のSTEM玩具教材を紹介します。
STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の理数系科目に力を入れるアメリカが、2010年からスタートした教育政策。2010年から10年間で関連学位の大卒者を100万人以上増やすことを目標にしています。
日本でも、2020年度の「大学入学希望者学力評価テスト」導入をはじめ、2022年度に高校で新設される数学と理科にまたがる科目「理数探究」(仮)など、理数系教育の向上に取り組んでいます。
楽しく学べる4つのアイテム
さて、日本でも近日入手できるようになるのが、教育玩具の輸入や開発、あそび環境の開発を行っている「ボーネルンド」が、2016年9月上旬より輸入・販売を開始する「STEM」シリーズ。
米国の知育玩具メーカー「Learning Resources社」のSTEMシリーズ製品から、物体が水に浮いたり沈んだりする現象や、モノを動かす力について、遊びながら学べる4つのアイテムが販売されます。

「Learning Resources社」のサイト。
いずれのアイテムも、対象は5才くらいから。値段は1製品4500円+税となっています。
【STEMシリーズ】実験!浮力のふしぎ
実験を通して、物が浮く・沈むために必要な材質、形状、重さ、水に入る角度などの条件がわかります。予測と違った結果が出ると、大人でもなぜだろう?とワクワク!

物が浮くかどうか、重さや水に入れる角度によって変わるのかを実験してみよう
【STEMシリーズ】実験!磁石のふしぎ
磁石について詳しく知ることができる入門セット。S極とN極があって、反発や引き合い、モノを挟んでも磁力が働く原理など、磁石の不思議が体感できます。

磁石の大きさと磁力の強さは関係があるか、どの磁石に一番たくさんのクリップがつくか試してみよう
【STEMシリーズ】実験!動きとちからのしくみ
傾斜面を使って車が動く速さや距離の実験のほか、力と摩擦、重量との関係について学べます。

振り子を使ったとき、玉を押すのと引くのではどちらのほうが強い力になるか実験してみよう
【STEMシリーズ】実験!はこぶ道具のしくみ
6つの道具(てこ・滑車・ねじ・車輪と車軸・傾斜・くさび)を使ってモノを動かす実験ができます。

傾斜面をどのように使うと、重い荷物を持ち合えることができるかな?
すべてのセットには課題が付いており、知的好奇心から繰り返し取り組めるしくみとなっているので、子どもが自分で答えを見つけることに挑戦したり、親子でいっしょに考えてみるのも楽しいですね。
【Learning Resources社「STEMシリーズ」4アイテム】
- 販売:株式会社ボーネルンド
- メーカー:Learning Resources社
- 発売時期:2016年9月上旬より
- 対象:5才くらい〜
- 価格:4200円+税