【コロナ留学06】10月から再度外出制限下にあるマレーシア、新入生は入国できないけれど…

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英語のほか、中国語も学べる多民族国家・マレーシアは、日本から近く時差も少なく、欧米より留学費用を抑えられ、また欧米から名門校が多く進出してきていることから、家族移住や親子留学も年々増えている注目の国。しかし、そんなマレーシアもコロナ禍により留学環境が一変しています。10月以降は感染者が増加したことから、ふたたび外出制限下にあるマレーシアでの留学事情はどうなっているのかーーマレーシアの移住&教育情報メディア「ワクワク海外移住」を主宰している小倉なおよさんから最新レポートが届きました

厳しい外出制限下にあるマレーシア

マレーシアでは、新型コロナウィルスの感染拡大によって、世界的に見てもかなり厳しいロックダウンが実施されました。

2020年3月初旬までは、感染者数はそれほど増えていなかったのですが、3月半ばにクラスターが確認され、1日三桁に急増。

それを受けて、3月16日の深夜にムヒディン首相がロックダウンを宣言すると、およそ48時間後の3月18日からマレーシア全土が活動制限に突入しました。

マレーシア政府による「新型コロナウィルス」最新情報

最初は2週間の予定でしたが、延長が繰り返され、5月上旬までは子どもたちが庭で遊ぶことも禁止されました。警察だけでなく軍も出動し、違反者が次々と逮捕されました。実際、ジョギングやバードウォッチングをしていた日本人も逮捕されたほどです。

ロックダウン中、スーパーに並ぶ人たち

9月からは少しずつ元の生活を取り戻していたかのように思えましたが、10月に新規感染者が急増。それを受けて、ふたたび条件付きながら活動制限に入っています。

私の住む州は現在のところ11月9日までの予定ですが、十分延長もありうると見ています。

コロナ禍におけるマレーシア留学生のいま

長引くロックダウンのため、マレーシアに留学中の留学生たちも厳しい状況に置かれました。3月のロックダウン時、早々に帰国した留学生もいれば、残留を選んだ留学生もいます。

その後、インターナショナルスクールは通常授業をなかなか再開することができず、4〜6月の学期はオンライン授業となりました。

パソコンやタブレットなどを日常的に使用している学校が多いせいか、オンライン化への切り替えは非常に迅速だった

わが家の小学生男子2名も、すぐにオンライン授業が始まりました。低学年の次男は集中力がなかなか続かず、親のサポートが不可欠ではあるものの、学び続けることはできる環境にありました。

10月下旬にふたたび条件付き活動制限に入り、学校も休校になりましたが、すぐにオンライン授業が再開。保護者面談もすべてオンラインで行われ、その対応の速さに驚かされています。

マレーシアに残留した留学生たちとの40日間

3月のロックダウンでは、ひとつの大きな試練を単身留学生たちと乗り越えることになりました。

私は、2014年より6〜14才までのお子さんのためのインターナショナルスクールの紹介や単身留学生サポートを行っています。

通常なら春休みは帰国して家族と過ごすところを、日本の感染者が急増。

そのため、私がガーディアン(現地保護者)をしている単身留学生たち(11〜18才の男女、18名)の半分以上が、そのままマレーシアに残留することになりました。

留学生たちが学校の寮に戻るまで、9名の男子留学生たち+わが家4名=13名で、40日以上もひとつ屋根の下で暮らしたのです。

春休み中は時間割を決めて規則正しく勉強したり、自由研究をして日本の親御さんとオンラインでつないで発表会を行ったり、気持ちが沈み込まないよう工夫して過ごしました。

敷地内でも遊べないほどの厳しさになったときには、動きたい盛りの男子学生たちのガス抜きをどうしたらいいものか悩みましたが、YouTubeで懐かしのビリーズブートキャンプを見つけ、毎夕テレビ前に集まってのエクササイズを日課にして凌ぎました。

4月半ばをすぎ、春休みが明けてもなおロックダウンが続いていたため、一時はどうなるかと思いました。しかし、ほどなくして移動許可を得て留学生たちは寮へと帰っていきました。

夏休みは全員が日本に帰国し、入国許可を得るのに紆余曲折ありましたが、現在、在校生はマレーシア戻って学びを続けています。

しかし、学生ビザがあってもマレーシア入国が一筋縄ではいかない状況が続いており、冬休みはほとんど全員がマレーシアに残留することを覚悟しているようです。

クリスマスもお正月も家族と過ごせない10代の留学生たちやその家族を思うと、胸が詰まる思いですが、留学生たちが目の前のことに集中できる環境を提供できたらと思っています。

そのために次はどんなお楽しみを用意するか、頭を巡らせているところです。料理の得意な留学生とは、お節づくりをすることを約束しています。

今後のマレーシア留学の見通し

すでに入学を試験を終え、留学を決めている新入生たちも大勢います。しかし残念ながら、現在のところ、マレーシアに入国できる見通しは立っていません。

マレーシアの学生ビザは日本にいる間は取得できないため、新規留学生の最初の渡航はツーリストと同じ扱いでビザなしで入国する必要があるからです。そのため、オンライン授業を受けることを選択した人や、留学を延期している人もいます。

マレーシア政府は、いつからビザなしで諸外国との間を行き来できるようになるか、明言していません。しかし、留学生個人にとってはもちろん、学校側にとってもこのままの状態を放置しておいていいわけがないため、どこかで許可が下りるのでは…と祈るような気持ちでいます。

現在、マレーシア留学を検討している人は、いまこそ学校調べをし、英語の準備をしてもらえたらと思います。マレーシアが国境を開いても、いつまた閉まるかもわかりません。ですから、門が開いたすぐにマレーシアに入れるよう備えてください。

「ワクワク海外移住」公式サイト

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  1. 帝京大学可児高等学校「国際バカロレアコース」

  2. ワールド・アローズ・インターナショナルスクール World Arrows Int…

  3. アゴス・ジャパン(海外大学専門予備校)

  4. 国際高等専門学校(International College of Technology)

  5. ブリティッシュ・カウンシル英会話スクール

october, 2022

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