平和な世界の実現を目指す広島の高校生によるイベント
広島「AICJ高等学校」2年生で、「MIGLAX」代表の末松大、同校でオンラインワークショップ副リーダー多田幸之助、副代表の藤川巧汰(広島県立広高等学校)です。
広島の高校生4人で2020年8月に設立した「MIGLAX」は、「少しでも支援を必要としている人々の力になりたい」「さまざまな視点からより平和な世界実現のためにできることをしたい」という強い想いを持った任意団体です。
MIGLAXでは現在、「認定NPO法人ソルト・パヤタス」と2021年3月13日(土)に共同開催する、中学生から大学生を対象とするオンラインワークショップ「パヤタス地域ってどんなところ?」の参加者を募集しています。
貧困を通じて世界のさまざまな問題を考えるきっかけに
パヤタス地域とは、フィリピンの首都・マニラ近郊にあるスラム街のことで「パヤタス・ダンプサイト」というゴミ山があり、かつては大雨によりゴミ山の陥落事故が起きた場所でもあります(現在はゴミ山は他の地域に移動)。
このイベントでは、日本からも近いフィリピンの現状を知ってもらい、貧困問題をより身近に感じ、興味を持ってもらうことを目的に、広島県主催平和構築プロジェクト「グローバル未来塾inひろしま」(2020年1月に開催)で実際にパヤタスを訪問した団体会員が企画しました。
当日は、「貧困についてのイメージ」や「スラム街と日本との違い」についてブレインストーミングを行い、団体会員が訪問したパヤタス地域の説明や、現地で活動を行なっている「認定NPO法人ソルト・パヤタス」事務局長の井上広之さんによるパヤタス地域およびカシグラハン地域の説明をしてもらいます。
プロジェクトの序盤には楽しいフィリピンのクイズもあり、最後は現地の高校生・大学生との交流も行います(通訳が入るので英語に自信のない方も大歓迎です)。
参加者各々が当イベントを通して視野を広げ、世界のさまざまな問題を解決するためのアクションを起こすきっかけになるよう準備を進めています。
参加を希望する人は、「MIGLAX」公式サイトのフォームより姓名・メールアドレスを記入のうえ申し込んでください。
日常生活で知ることのできない世界の現状を知りたい人、他国の若者の生活をのぞいてみたい人、貧困問題に関心がある人は、ぜひ参加してみてください!
【パヤタス地域ってどんなところ?】
- 主催:認定NPO法人ソルト・パヤタス、任意団体MIGLAX
- 日時:2021年3月13日(土)10時~12時
- 場所:Zoomウェビナー
- 対象:中学生・高校生・大学生
- 参加:無料