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通学型で未来につながる創造力を育成
2016年4月にネットの高校として開校した「N高等学校」(N高)を運営している「学校法人角川ドワンゴ学園」(沖縄県うるま市)は、2019年4月に「N中等部」(N中)を開校します。
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N中等部は、通学型スクールとして東京(新宿・代々木付近)に開校する予定で、定員は40名。入学資格は、小学校卒業またはそれに準ずる、2019年4月時点で中学校に在籍する人(12〜15才)。コースは、週5コース、週3コース、週1コースがあり、年間12期制となっています。
ただし、学校教育法第一条に定められた中学校ではないため、地域の中学校などに在籍しながら通うことになりますが、既存の教育制度に不適応な中学生にとっても、未来を生き抜くための新しい学びが誕生することは、大いなる福音となりそうです。
N高では、高校の必修単位授業をネットで効率的に学習することで、空いた時間を「自分の学びたいこと」の学習や将来につながる体験やスキルを身につける機会として提供。生徒数は、開校から2年半で7000名を超えるまでに増加しており、N高の新しい教育に対する期待の高さが伺われますよね。
N高につながる6年間一貫教育を提供
これらのN高で培った実績と教育ノウハウを活かし、N中等部では「IT×グローバル社会を生き抜く創造力を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、プロジェクト型学習やライフスキル学習といった実践型授業が行われる予定。
下記の3つのカリキュラムをベースに、N高につながる6年間一貫教育により創造力を育成していくそうです。
- 探究学習…感情・思考トレーニングやチームワークトレーニングなどを行うライフスキル学習と、ケーススタディを通して課題解決や価値創造を学ぶプロジェクト型学習で構成。自分のやりたいことに近づくための主体的な学びを重視
- 先取り学習…学習アプリ「N予備校」を活用して、論理性や教養の基礎となる国数英を映像授業で理解するまで学ぶ。基礎的な学習から始まり、大学受験の先取り学習も可能
- プログラミング学習…プログラミングを通して論理的な思考を学ぶ。幅広い教材から興味のあるテーマを学ぶスタイルで、仕事で使える本格的なプログラミングまで学ぶことも可能
出願受付はすでに開始されており、2019年1月以降に入学テスト(筆記試験、課題作文、面接)が行われる予定です。
【N中等部】
- 運営:学校法人角川ドワンゴ学園
- 開校時期:2019年4月
- 所在地:東京都内(新宿・代々木付近)
- 入学資格:小学校卒業またはそれに準ずる、2019年4月時点で中学校に在籍する人
- 定員:40名
- 学費:週5コース/6万4800円/期、週3コース/4万8600円/期、週1コース/3万2400円/期 ※年間12期制(学校休校日等を除く年間の登校日を12分割したものを1期)。初年度は別途入学金などの諸経費、期ごとに設備管理費1万800円が必要