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グローバルエリート予備軍のための一貫校
三大予備校のひとつ「河合塾」が、2017年度の募集開始を目指し、海外で活躍できるグローバルな人材育成を目的とした中高一貫校の設立を計画しています。

By: Will Hart
既存の私立高校「東京学園高校」(東京・目黒)と業務提携し、学校運営に参入する予定で、東京学園は15年春に入学する生徒を最後に募集を停止。
中学校を新設・併設して、17年から新たに中学1年生の募集を開始する予定。
現在の男子高校から男女共学の一貫校になる予定で、1学年80人程度、1クラスあたりの人数を30人以下に抑えるとのこと。校舎の立て替えも検討しています。
東京学園高校は日本初の私立商業学校として設立されましたが(現在は普通科)、ここ数年は少子化や進学実績の伸び悩みから、定員割れと赤字経営が続いていたそう。
中高一貫校では、教員の半数を海外から招いて英語教育に力を入れ、中学1~2年で英語を集中的に学習。
高校卒業までに海外留学も経験させ、米・ハーバードや英・オックスフォードなど海外への進学を目指していくそう。
さまざまな教育機関が、本気でグローバルエリート予備軍の育成を目指すと表明している昨今の日本。
今後の展開からも目が離せません。