世界の飢餓、栄養問題の解決法を模索
「国連WFP」と「朝日新聞社」は、オンラインイベント「未来をつくる食料支援とフードテック」を、2021年11月24日(水)に開催します。
国際社会共通の目標「SDGs」では、2030年までに飢餓をなくし、食料の安定確保と栄養状態の改善の達成、持続可能な農業の推進が掲げられていますが、世界ではいまだ8億人にのぼる人々が飢餓に苦しみ、30億人が健康的な食事をとることができておらず、現状は深刻です。
栄養不良は貧困や格差の要因となり、大きな経済損失や健康リスクをもたらしています。栄養への投資は命を救うだけでなく、生活を変え、社会、経済の発展につながります。
フードテックの最新動向がわかる
今回のイベントは、「東京栄養サミット2021」に合わせて開催されるもので、世界の飢餓、栄養問題の解決法を模索します。
イベントを通じて、飢餓、栄養不良問題への国連WFPの活動や企業の取り組み、解決手段になり得るフードテックの最新動向を知ることができるほか、パネルディスカッションも予定されています。
フードテックとは、最新テクノロジーを使って、新しい食品を開発したり調理法を発見する技術のことで、たとえば、大豆ミートもフードテックから生まれた商品のひとつ。効率よく必要な栄養素が摂れる食品も開発されるなど、世界の食料問題を解決する手段としても注目されています。
イベントには、国連WFPの焼家直絵さん、フードテック・エバンジェリスト・外村仁さんをはじめとする専門家が登壇します。
イベントに参加したい人は、「朝日新聞社」サイトから申し込みを。
【未来をつくる食料支援とフードテック】
- 主催:朝日新聞社、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)
- 開催日:2021年11月24日(水)14時~16時10分
- 場所:オンライン(Zoom)
- 対象:一般参加者、企業、NGOやその他関係者
- 費用:無料
- 申込締切:11月24日(水)