【p.school】2017年10月に本格始動する、子どもたちの「21世紀に稼ぐ力」を飛躍的に高めてくれるオンラインプログラミングスクールではなにを学ぶのか?

「稼ぐ力」の獲得は親の切なる願い

子どもには「未来を生きる力」を身につけて欲しい——これはすべての親の切なる願いですが、「生きる力」とは「食べていくことができる力」、さらにいうと「稼ぐ力」と言い換えることができるかもしれません。

私たち保護者世代も、グローバル化の波に揉まれながらも、必死になって英語をモノにしたり、新しい知識やスキルを身につけたりと、学び続けることだけが「未来を生きる力」を手にする唯一の方法であると、身に沁みて感じているのではないでしょうか。

わが子が生きる近未来はどうなるのかと想像してみると、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ビッグデータといったITを基盤とする生活インフラがさらに浸透し、産業構造や社会のしくみも大きく転換する時代がすぐそこまで来ています。

このように目まぐるしく変化する時代に、「食べていく力=稼ぐ力」とはどのようなものなのか。

先日の記事で、母語と英語に加え、第3の言語であるプログラミング言語を操る「トリリンガル」を育成するプログラミングスクール「p.school」のプレプログラムを紹介しましたが、そのp.schoolが、いよいよ2017年10月1日(月)に開講します。

【関連記事】「p.school」の5日間のサマースクールが開講

p.schoolは、大前研一氏率いる「ビジネス・ブレークスルー」(東京・千代田区、BBT)が提供する、単に「プログラミングができる」だけでなく、「どうやってビジネスにつなげるか」までを一貫して学ぶことができるスクール。

p.schoolの「p.」は、「practical」(実践的な)、「programming」(プログラミング)にくわえ「Pensées」(思索)の3つの意味を合わせて命名。「深く思索することによってビジネスという実践の世界で使える力がつくように」との思いが込められています。

p.schoolの「p.」は、「practical」(実践的な)、「programming」(プログラミング)にくわえ「Pensées」(思索)の3つの意味を合わせて命名。「深く思索することによってビジネスという実践の世界で使える力がつくように」との思いが込められています。

同スクールの「21世紀に稼ぐ力」を飛躍的に高めるカリキュラムは、基礎的なプログラミングスキルから獲得するべき起業マインドまで明確なロードマップを示しており、「なんのためにプログラミングを学ぶの?」と戸惑い気味の保護者も十分納得できる内容となっています。

それでは、p.schoolとはどのようなスクールなのか、さっそく見ていきましょう。

事業化できる実践力を身につける

現在、キッズ向けプログラミングスクールは「通学型」が主流となっていますが、p.schoolは完全オンライン型のスクール。

BBTが、これまで独自に開発してきた遠隔教育システム「AirCampus」と多様な教育プログラムを応用し、p.schoolでも時間や場所を選ばず学習できるオンライン講座ならではの利点と、進捗状況や理解度に応じたフィードバックにより、効果的に学べる環境を構築しています。

p.schoolでは、まずは10月に「入門編」を開講。続いて、「基礎編」(18年1月開講)→「応用編」→「発展編」→「実践編」と、5つのステップで講座を提供予定。

p.school2

各ステップは1講座〜4講座で構成されており、1講座を3ヵ月単位で学んでいきます(3ヵ月で全12講義)。どのステップからもスタートでき、それぞれの進度に合った講座を無学年制で受講できますが、入門編からスタートした場合は2年間で全5ステップを修了することが可能です。

「稼ぐ力」を高めるカリキュラム

では、2年間かけて学ぶのは、どのような内容なのでしょうか。

まず、プログラミングについておさらいしておくと、プログラミング言語とはコンピューターと対話する(なんらかの処理をさせる)ための言語で、英語のように単語や文法(ルール)を習得し、なにをどうして欲しいのかを伝える作業がプログラミングです。

2020年の小学校における必修化では、「条件分岐」や「繰り返し」といったプログラミングならではの考え方を学ぶことで、プロセスを効率化し、課題を解決するロジックを身につける「プログラミング的思考力」の会得を目指しています。

p.schoolの「入門編」でも、子どもが英語を学ぶのと同様に、最初はイラストやブロックが使われたわかりやすいビジュアル・プログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」を用いて、プログラミングの概念やゲーム制作を学んでいきます。

MITメディアラボが開発した「Scratch」は、ロボット制御用にカスタマイズできるなどさまざまな学習環境に対応。

MITメディアラボが開発した「Scratch」は、ロボット制御用にカスタマイズできるなどさまざまな学習環境に対応。

入門編に続く「基礎編」以降は、創りたいものに応じて「Ruby(ルビー)」「Python(パイソン)」「Swift(スウィフト)」といったテキスト言語を選んで学んでいきます。

ちなみに、「クックパッド」や「Airbnb」はRuby、「Instagram」や「Youtube」はPythonなど適切なプログラム言語を用いることで、社会的価値の高いサービスが生み出されています。

Webサービスのみならず、専門領域の知識があれば、IoTプログラム(データ分析、統計処理)やAI対応のプログラム(ディープラーニング)などのサービスも創ることが可能です。

p.schoolでは、このような「稼げる力」を身につけるために、システム開発技術やビジネスについて、起業家講義、お金の集め方や仲間の作り方までもカリキュラムに盛り込み、最終ステップの「実践編」では自分のアイデアをプログラミングを通じて事業化できるレベルを目指します。

さらに、「親子で学べる」しくみが用意されているのも、p.schoolならではの特長。

保護者向けに「見守り力」「ビジネスマネジメント講座」といった講座も提供される予定なので、激動の21世紀をサバイブするための学びを親子で考える絶好の機会にしてみてはいかがでしょうか。

【サマースクール】p.school先取りレポート

さて、冒頭でも紹介した、p.schoolのキックオフイベントとなる4日間のサマースクール(7月18日~21日)を見学してきました。

「アオバジャパン・インターナショナルスクール」(東京・練馬区)を会場に、9才〜12才までの子どもたちが参加。

「アオバジャパン・インターナショナルスクール」(東京・練馬区)を会場に、9才〜12才までの子どもたちが参加。

p.schoolのカリキュラムを監修する松林弘治さんをメイン講師に迎え、子どもたちを直接指導する貴重な4日間となりました。

プログラミング玩具を用いて、プログラミングについて 解説する松林さん。

プログラミング玩具を用いて、プログラミングについて 解説する松林さん。

外国人大学院生のメンターも参加。プログラムは英語で実施されましたが、参加者の英語力はみなとても高く、終始楽しい雰囲気のなかプログラムは進行。

外国人大学院生のメンターも参加。プログラムは英語で実施されましたが、参加者の英語力はみなとても高く、終始楽しい雰囲気のなかプログラムは進行。

松林さんの著書「子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」(メディアファクトリー刊、1512円)、「プログラミングは最強のビジネススキルである」(中経出版刊、1944円)は、いずれもプログラミングの概念や全体像、なぜプログラミングを学ぶべきなのかを平易な言葉で解説した良書。

講義もさぞわかりやすいんだろうなという期待は大当たりで、ロボットがどうすれば思い通りに動くようになるのか、ロボティクスの基本となる考え方や技術についての説明を、子どもたちは食い入るように聞き入っていました。

松林さんの10才の娘さんも日常的にプログラミングに親しんいるそうですが、子どもの好奇心のスイッチがどこにあるのかよくわかってる!

松林さんの10才の娘さんも日常的にプログラミングに親しんでいるそうですが、子どもの好奇心のスイッチがどこにあるのかよくわかってる!

今回の講座では、「スクラッチ」でプログラミングでき、基本的なパーツを使用してロボットを組み立てられる「ArtecRobo」を使用。

今回の講座では、「スクラッチ」でプログラミングでき、基本的なパーツを使用してロボットを組み立てられる「ArtecRobo」を使用。

ブロックや光センサーといったパーツを組み立て、PCにつなげてプログラミングでバッテリーにLEDライトが光るよう指示すると、このように光ります。

ブロックや光センサーといったパーツを組み立て、PCにつなげてプログラミングでバッテリーにLEDライトが光るよう指示すると、このように光ります。

今回つくるロボットは、「人や社会の役に立つもの・楽しいもの・将来必要になると予想されるもの・役に立つもの」をテーマに、各自が自由に発想したもの。

アメリカからの帰省中に参加した女の子(12才)は、「幾何学模様が描ける道具を持っているけれど、思うように図柄が描けなくて残念だったから、それが描けるロボットを作ってみたい」と、お絵描きロボットに挑戦。

思うような動きを出すためにはどういう工夫をすればいいのか。メンターや参加者と話しあいながら試行錯誤を重ねますが、これがなかなか難しい!

ロボットのアームのみを動かす仕様では、思うような軌跡を描いてくれません。

ロボットのアームのみを動かす仕様では、思うような軌跡を描いてくれません。

初めはロボットのアームを規則正しく動かして幾何学模様を描き出す構造を考えましたが、工夫してもうまく動いてくれません。

そこで、ロボットアームの動きは最小限にし、紙を乗せたターンテーブルが自走回転する構造にしてみたら、かなり理想に近い幾何学模様を描き出すことに成功。なんという逆転の発想!

アメリカでは、友だちのお父さんが教えてくれるロボティクスクラブに参加しているそうですが、そのキラリと光る創造力にSTEM教育先進国・アメリカのすごさを垣間見た瞬間でした。

アメリカでは、友だちのお父さんが教えてくれるロボティクスクラブに参加しているそうですが、そのキラリと光る創造力にSTEM教育先進国・アメリカのすごさを垣間見た瞬間でした。

子どもたちの豊かな創造力に大いに刺激され、子どもたちにこのようなアイデアを具現化する場やツールが与えられれば、日本のモノづくりの未来も大きく広がっていくのではないかと、ワクワクする手応えを感じたサマースクールでした。

*  *  *

10月に本格稼働する「p.school」の公式サイトはすでにオープンしています。カリキュラムの詳細や申し込み方法についても紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!


【p.school】

  • 運営:ビジネス・ブレークスルー
  • 開講:2017年10月1日(月)
  • 対象:小学生、中学生、高校生(無学年制)
  • 受講期間:1講座3ヵ月間(毎月開講)
  • 標準学習時間:1講座約30時間
  • 受講料:1講座につき9万円(税抜、入会金別途1万円)
 

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