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【わが家の学び道05】英語×アクティブラーニングを実践するポピンズ「PALIS」(東京・恵比寿)

ポピンズにおけるグローバル教育

なぜ、ポピンズにグローバル教育を実践する園が誕生したのか。

ポピンズナーサリースクールは、創業者の中村紀子さんが1987年にはじめた在宅保育サービスが原点となっている。

ポピンズの取締役およびPALISの理事を務めているのが、中村さんのひとり娘である轟麻衣子さんだ。

轟さんは、小学校卒業後、単身でイギリスのボーディングスクールへ入学。以降、20数年間海外での教育や生活を経験し、自身もグローバルな教育環境下で学んできた。

それらの体験から、「日本でも幼児期の教育を通して海外でも活躍できるスキルが身につくスクールをつくりたい」との願いで、アクティブラーニングで問題解決力を養えるPALISを開園したという。

英国のボーディングスクールで学んだだけあって、本場の英語を使いこなし、佇まいはエレガント。

ポピンズならではのサービスや雰囲気を体現しながらも、グローバルな知見を持つ轟さんは、ポピンズの新境地を切り開くキーとなる存在だ。

PALISで実証された「子どもたちが主体的に取り組み、自ら生きる力や学ぶ力を育むプログラム」がポピンズ全園でも波及していくことは、まさに育児中のファミリーのニーズに叶っているといえる。

今後のポピンズでの展開に期待したい、と思った。

【まとめ】PALISを見学して

ここからは、今回の取材でママ視点で気がついたことなどをまとめていこうと思う。

まず、PALISへの入園を考える場合、教育方針や運営について詳しく説明を聞き、アクティブ ラーニングやインターナショナルスクールをよく理解しておくことが大切だと感じた。

「仕事をしながら通園できる園を探している」「ポピンズだから通わせたい」という考えだと、この園のいいところがマイナスになってしまいかねない。

PALISでも、ポピンズの認可・認証園と同じく清潔感があった。また、 オプション料 金を払えばおむつや日常使用品をレンタルできるシステムもあるなど、ワーキングマザーに利用しやすい環境だ。

電車で通園する際も荷物は最小限にすみ、17時以降も延長料金が必要だが対応可能 だ。

ただ、インターナショナルスクールでは保護者がともに楽しむイベントが多いため、多忙な親が「保育園」として選んでしまうと、保護者の参加が求められる場面が想定外に多いと感じることもあるだろう。

また、食事も日本の保育園とは異なり、スナックタイムは市販のスナック菓子、ランチはオーガニックのボックスランチ(注文制)となる。

サンドイッチにフルーツ、タコライスにブラウニーなど、インターナショナルスクール やプリスクールなら一般的なメニューだが、一汁三菜の保育園の給食を想像していると面食らう。

午後のおやつは先生がフルーツをカットして提供している。些細なことだが、このあたりも事前の説明で確認しておきたいポイントだ。

ただ、このスタイルがイヤならお弁当を持参すればいい。

そして、アクティブラーニングでは、先生は見守る・立ち上がるのを応援するスタンス なので、日本の保育園に慣れていると「不親切」だと感じることもあるかもしれない。

上記を心得ていれば、ポピンズのきめ細やさとインターナショナルスクールのよさを体感できるはずだ。

保育サービスに教育を求めると…

現状の日本では、保育園を増やし、誰もが利用できる保育料にすることに重点が置かれるため、一般的な保育サービスを上回る教育的プログラムを希望するのは難しい。

保育サービスに加え、教育的なプログラムを求めるのなら、しかるべき施設にしかるべきコストを払ってお世話になるしかないだろう。

PALISの保育料は、週5日8時30分〜17時で通った場合、月額24万4400円+施設維持費 2600円。別途入学金で20万8000円。

1年間でもろもろ300万円…と考えると、悩まずにはいられない。

名門私立の大学附属幼稚園に入園させたとして、学費と入学金に制服、そして○○口以上の寄付金を払えば、トータルはさほど変わらない?

いろいろなスクールを見学するほどに迷うが、「すばらしい施設だった」と感じても、実際学費を払うと想定するとリアルに考えざるを得ない…という悲しい気付きがある。

子どもにとっていい学校や習い事など、よりよき学びの場があるなら引越しもいとわないという考えは変らない。

だが、それらの教育を考えるにつけ、自分の仕事も変える必要があるのかも? と考えることもあるこのごろだ。

「(学費に関係なく)納得のいくスクールに入れる」には、もはや起業するしか?

某セレブママ雑誌にも、「ママCEO」や「自宅でお教室を始める特集」というタイトルが踊っているのを見て、思わず笑ってしまった。私だけじゃない、と。


【ポピンズアクティブラーニングインターナショナルスクール(PALIS)】

  • 住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-2恵比寿ガーデンテラス弐番館1F・2F
  • 対象:11ヵ月~就学前
  • 定員:70名
  • 開所:月〜金(8時30分〜17時、延長時間/7時30分〜8時30分、17時〜20時)
  • 保育料:月額24万4400円+施設維持費2600円(週5日8時30分〜17時の場合) ※別途入学金として20万8000円
写真と文/紅絹(もみ)
東京の下町で、夫と息子ふたりと暮らす英語オンチ主婦。こどもが生まれるまでは、都心のど真んなかかつ緑の多いわが街はとっても素敵なところだったけど・・・待ち構えていたのは、教育熱心なママたちとそれにちっとも応えていないお稽古空白地帯という現実だった。周りの教育熱に煽られ、毎年新学期を前に高額なプリスクールに通わせるべきか? はたまた、遠くの英語教室を探すべきなのか? いっそ習い事の選択肢がいっぱいあるエリアに引っ越すべきかと、やや迷走気味。オリンピックまでには、子どもたちが「英語大好き!」になるような道を探すことを自分のミッションとしている。

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