東京大学・教養学部英語コース「PEAK」

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「東京大学」は、英語による授業のみで学位取得可能な教養学部英語コース「PEAK」(Program in English at Komaba)を、東京・目黒区の駒場キャンパスにて開講しています。

2012年10月にスタートしたPEAKは、2010年3月に東大が策定した「東京大学の行動シナリオFOREST2015」内の「世界から人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じ、学生の視野を広く世界に拡大する」という重点テーマを具現化したもの

■「国際日本研究コース」と「国際環境学コース」の2コース

PEAKは、前期課程の「国際教養コース」、そして後期課程の「国際日本研究コース」および「国際環境学コース」から構成されています。

まず、前期課程の国際教養コースに入るには、初等・中等教育を日本語以外で履修した学生が対象となる「学部英語コース」特別選考を経由することになります(実質的には、外国人留学生や海外で育った日本人学生が入学者のほとんどを占めることになります)。

学部英語コース特別選考で合格したPEAK生は全員9月入学となり、どちらのコースでも、前期課程では教養学部らしく幅広い知識や知的能力を育むためのカリキュラムに取り組みます(日本語の語学クラスが必修科目として指定されるのも特徴)。

後期課程に入ると、国際日本研究コース(JEAコース)では、東アジアとの関係などグローバルな文脈の中で、日本の文化・社会を学際的な視点で捉え直すための諸理論やその適用方法を学んでいきます。国際環境学コース(ESコース)では、文理融合的なカリキュラムを通して、グローバルな環境問題に多様な視点からアプローチし、持続可能な社会の構築や発展に寄与できる理論と実践の習得に励みます。いずれのコースも、その上位に英語のみで修了可能な大学院プラグラムが設置されています。

■書類選考と面接で合格者を決定

選考プロセスでは、第1段階の書類審査と第2段階の面接を経て、合格者が決定。出願申請を行う時点で、志願者は後期課程でどちらのコースへ進むのかを決めなければなりません。つまり、特別選考を経由したPEAK生は、通常東大生が2年時に行う進学選択(進振り)の対象外となる点に注意が必要です。さらに、国際環境学コースの志願者のみ、面接選考の前に数学試験を受ける必要があります。

■日本・中国・韓国の学生が半数を占める

2021年度のデータでは、277名の志願者中64名がPEAKに合格。例年の傾向として、日本もしくは中国国籍の合格者がもっとも多く、合格者のうち約半数を日本・中国・韓国国籍の学生が占めています。それ以外は、他のアジア地域やヨーロッパ諸国の学生を数名ずつ含んでいます。

なお、一般入試などを経て合格した4月入学の東大生も、進学選択制度を利用し後期課程でPEAKのコースへ進むことが可能です。PEAKの9月入学生は、実質的に英語を第一言語とする学生ばかりが集まっているので、少人数の学習環境のもと、国際感覚の養成や徹底した英語スキルの向上を望む学生は、後期課程からのPEAK進学も選択肢のひとつとなるでしょう。

■合格に必要となるスコア

合格に求められる成績の基準は、IB(国際バカロレア)では、6科目合計が38点、TOK and EEは最低2点が必要です。

アメリカの大学進学のための標準テスト「ACT」(American College Testing)では、総合スコアが33点以上、加えてライティングスコアは9点以上が求められます。そして、SATでは1480点以上が要件となり、同時にAPのスコアも取得するよう推奨されています。

もし出願の時点でスコアを受け取っていなければ、予想スコアを記入し申請手続きを進めて問題ありません。その場合、正式にスコアが判明するまでは条件付き合格の扱いとなります。

SATの1480点というスコアは、アイビーリーグ「コーネル大学」の合格者と同水準。ACTの総合33点も、アイビーリーグのような世界トップ大学に合格する学生が平均的に取得するレベルのスコアです。こうした観点からも、東大PEAKの成績面での出願用件は、かなり高いレベルにあるといえます。実際、オックスフォード大学やMITなど海外名門大学と併願するパターンも多いようです。

■卒業後の進路は半数が院に進学

PEAK卒業生の進路(4年間・104名)を見ていくと、約半数が大学院進学、約4割が就職という状況です。進学先の大学院は国別では日本(31%)、アメリカ(31%)、イギリス(13%)の3カ国が目立っています。就職先の業種で多いのは、トップが経営管理・コンサルティング部門(31%)、次点が会計・金融・ファイナンス部門(22%)で、国内の企業に就職している卒業生が大部分(84%)です。

■学費は4年間で243万円、奨学金も充実

費用については、出願料が5000円、入学料が28万2000円(一括払い)、年間授業料が留学生・日本の学生を問わず一律で53万5800円。駒場にある学生寮は、月額4000円で滞在可能。

東大PEAKは奨学金が充実しているのも特徴で、選考の成績次第で支給対象となるチャンスがあります。とくに東京大学基金、日本政府(文部科学省)奨学金は、学生生活4年間の授業料と生活費(上限月額12万円程度)などをすべてカバーしてくれる制度です。前者が最大10名、後者が最大5名の受給者を選定する可能性があります。60名程度という例年の合格者数を考慮しても、少なからずチャンスがあると言えるのではないでしょうか。

奨学金の支給は、選考で際立った評価を得た志願者に対して、合格発表と同じタイミングで通知されます。別途、奨学金申請のために何らかの手続きを行う必要はありません。ただ、東京大学基金は、毎年対象者の学業成績などを再検討し支給更新を決めるため、学生は在学中コンスタントに優秀な成績を残さなければなりません。

出願方法は、出願期間中にPEAK公式サイトからオンライン申請手続きを行ってください。成績表や試験スコアなどのアップロード、課題エッセイの提出(直接入力)、出願料の支払いといった手続きをすべてすませる必要があります。

東京大学「PEAK(教養学部英語コース)」
学長:森山工
設置年:2012年
住所:東京都目黒区駒場 3-8-1
定員:国際教養コース(前期課程)/30名程度、国際日本研究コース(後期課程)/20名程度、国際環境学コース(後期課程)/15名程度
卒業後の進路:大学院へ進学5割、就職4割、その他1割
学費(4年間):242万5200円(入学金28万2000円含む)
奨学金制度:東京大学基金(最大10名の4年分の学費・生活費免除)、日本政府(文部科学省)奨学金(最大5名の4年分の学費・生活費、往復航空チケット代免除)など
入試データ(2022年度)
出願対象12年間の学校教育のうち、前半6年中の最低4年間、かつ後半6年中の最低5年間を日本語以外の言語に基づき教育を受けた人(該当しない場合は公的な英語試験のスコアを提出)、および所定の成績・試験スコアの要件を満たす人
募集人数若干名(例年60名前後が合格)
出願期間2021年11月22日~12月22日
出願料5000円
入試時期2021年12月22日までに書類・エッセイ提出、2022年2月~3月初旬(書類審査合格者を対象に面接)
試験内容書類審査、面接

東京大学「PEAK」公式サイト




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