月2万円でプログラミング教育をサポート
いまやもっとも身近な人型ロボットといえば「Pepper」ですが、Pepperを活用したプログラミング教育を導入する教育機関も増えてきましたね。
Pepperを販売する「ソフトバンクグループ」は、2017年4月より全国17の自治体(全282校)と28の団体に無償で貸し出す「社会貢献プログラム スクールチャレンジ」を実施していますが、その第2弾となる「社会貢献プログラム2」では、2018年4月〜21年3月までの3年間、小学校・中学校・高校にPepperを1台あたり月額2万円で貸し出すプログラムを開始。
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それに伴い、このプログラムに参加する学校を、2017年8月上旬から募集開始するそうです(契約期間は36ヵ月間のみで途中解約不可)。

Pepperは、2020年10月上旬に開催される「World Robot Summit 2020」において、ジュニアカテゴリーのスクールロボットチャレンジで使用するプラットフォームロボットに採用。
Pepper本体のレンタルは有料ですが、スクールチャレンジで使用している教材をベースとした専用カリキュラム、学校に設置されているパソコンなどで利用可能なプログラミング教育に特化したPepper専用の最新ソフトウエアなどは無償で提供。
- プログラミング専用カリキュラム…スクールチャレンジで使用している教材をベースとしたプログラミング教育専用教材(教師用指導書、ワークシートなど)を提供(対象は小4〜中3)
- プログラミング用ソフトウエア…プログラミング教育に特化したPepper専用の最新ソフトウエアを提供
- サポート…Pepper 社会貢献プログラム専用のヘルプデスクを用意。教育関係者向け取り組み事例共有ウェブサイトの提供を予定
- アプリ…学校での教育・コミュニケーションに適したアプリを提供予定
- コンテスト…プログラミングの成果や優れた活用事例などを表彰するコンテストを実施予定
なお、Pepperは「Pepper for Biz」というビジネス用途でのレンタルも行なっていますが、こちらのレンタル料は月額5万5000円(36ヵ月契約のみで、総額198万円)。こちらとくらべると、今回のプログラムはオトクになっていますよね。
申込数に応じて貸し出してくれる
対象となるのは、小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、その他ソフトバンクグループが認めた学校法人。
申し込みは、8月上旬よりソフトバンクグループのウェブサイトなどで受け付け開始。
「貸し出し数は申し込み台数に応じる」とあるので、貸し出し数に限りがあったスクールチャレンジとくらべかなりハードルは下がるはずなので、プログラミング教育を導入したい学校は検討してみては?
ソフトバンク「教育向け」ページ
【Pepper 社会貢献プログラム2】
- 主催:ソフトバンクグループ
- レンタル料:合計72万円(1台あたり2万円×36ヵ月)
- 契約期間:2018年4月〜21年3月(36ヵ月間、中途解約不可)
- 貸出数:申し込み台数に応じる