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2015年度指定校の評価は?
「文部科学省」は、2015年度に指定した56校の「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)の取り組みについての中間評価を、2017年9月29日(金)に発表しました。
SGHは、2014年度と2015年度にそれぞれ56校、2016年度に11校の計123校が指定されており、原則5年間の指定期間中、各校は毎年上限1600万円(2014年度)〜1000万円(2016年度)の支援を受けています。
中間評価は、外部の有識者からなる「SGH企画評価会議協力者」が、2015年度指定校の2年目までの研究開発の進捗状況などを、「優れた取り組み」(最高)〜「指定校の解除が適当」(最低)まで6段階で評価しています。
- 優れた取り組み状況であり、研究開発のねらいの達成が見込まれ、更なる発展が期待される…
4校>> - これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される…19校>>
- これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、併せて取り組み改善の努力も求められる…17校>>
- 研究開発のねらいを達成するには、助言等を考慮し、一層努力することが必要と判断される…12校>>
- このままでは研究開発のねらいを達成することは難しいと思われるので、助言等に留意し、当初計画の変更等の対応が必要と判断される…3校>>
- 現在までの進捗状況等に鑑み、今後の努力を待っても研究開発のねらいの達成は困難であり、スーパーグローバルハイスクールの趣旨及び事業目的に反し、または沿わないと思われるので、経費の大幅な減額または指定の解除が適当と判断される…1校>>
今回は、「計画変更などが必要」な学校は3校、最低評価である「指定の解除が適当」に1校が該当するシビアな結果となっています。
では、さっそく各段階ごとに学校の評価をみていきましょう。